デザインとリーダーシップの未来を共創する日本・デンマーク連携

日本とデンマーク、デザインとリーダーシップの新たな連携



2022年10月3日、東京都港区に本社を置く株式会社Laere(レア)とデンマーク・コペンハーゲンに本拠を置くDanish Design Center(DDC)は、デザインとリーダーシップに関する連携確認書を締結しました。この連携は、コロナ禍による社会経済の変化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴い、組織に求められる新たな働き方や学び方への対応を目的としています。

新しい未来のビジョン



レアとDDCは「私たち人間は、より良い未来を描き、共創を通して描いた未来の実現に向けて行動することができる」という信念の下、自社の事業を展開しています。彼らは、イノベーションやより良いビジネス、そして人々の生活の質の向上にはデザインとリーダーシップが重要であると認識しています。

DDCはデンマークの国立機関として、40年以上にわたりデザインとイノベーションの関連研究に取り組んできました。彼らはデザインの手法を通じ、人間や社会、地球によって本当に求められることを実現し、イノベーションを促進するサポートも行っています。DDCは特に「グリーン」、「デジタル」、「ソーシャル」の3つのミッションに焦点を当てており、これらを通じて企業やコミュニティが長期的な成果を上げるためのエコシステムを構築することを目指しています。

  • - グリーンミッション:持続可能な未来をデザインする。
  • - デジタルミッション:倫理的に包摂されたデジタル社会の実現。
  • - ソーシャルミッション:人間中心の社会解決策のデザイン。

日本における取り組み



一方、レア社は「共創型アクションデザインファーム」として、リーダーシップは特定の立場や才能に依存せず、誰もが発揮できるものと信じています。彼らは日本の社会や組織におけるリーダーシップ開発や組織改善に関わり、デンマークの幸福度やサステナビリティを万引きに日本に紹介することに尽力しています。

今後の展望



両者は今後、連携確認書に基づいて様々な活動を実施します。2023年1月にはDDCのCEOを含むエグゼクティブメンバーが来日し、「デジタルミッション」を中心に日本でのイベントを開催する計画があります。特に、クリスティーナ・メランダー氏が主導するワークショップでは、デジタル社会の未来についての意見交換が行われる予定です。

この連携は、日本とデンマークの国際的な協力を強化し、共通の課題解決に向けた支援を行うための新たな基盤となるでしょう。DDCとレア社が手を組むことで、双方が持つ知見を最大限に活用し、グローバルなインパクトの向上に貢献していくことが期待されています。

DDCとのイベントページはこちら

企業情報


株式会社Laere(レア) には、多様な企業や研究機関との連携があり、クリエイティブ人財育成や組織開発に取り組んでいます。

Danish Design Center(DDC) は、デザインとイノベーションを進めるための国立機関として、企業や自治体との協力を推進しています。

日本とデンマークが手を携えることで、デザインとリーダーシップの新しい未来が切り拓かれることを期待しましょう。

会社情報

会社名
株式会社Laere
住所
東京都港区南青山6-8-18リヒトハウス3F
電話番号
03-6427-3444

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