新たな介護のスタイルを提案する電動介護ベッドが登場

DK Group、新製品の電動介護ベッドを発表

在宅介護の現場で求められるニーズに対応するため、DK Group株式会社は新たに2機種の電動介護ベッドを発売しました。これらの製品は台湾の東庚企業股份有限公司が製造し、品質管理や設計において高い基準を満たしています。

1. DK Groupについて

DK Groupは東京都新宿区に本社を置き、製造拠点を台湾と中国に持つ企業です。彼らはフィットネス機器や医療機器の製造を手掛け、特に電動ベッドについては年間45万台の生産を行っています。製品の品質管理には国際規格であるISO9001とISO13485を取得し、安心して使用できる製品作りをしています。

2. 新製品「home Familia Xシリーズ」の特長

今回発売された「home Familia Xシリーズ」は、特に介護を必要とする方々の快適性と安心感を追求した設計となっています。以下にその特長を紹介します。

高い防水性能

特に介護保険制度を利用した福祉用具貸与において、多くの方が同じベッドを使用するため、定期的なメンテナンスが必要です。このメンテナンス作業にはベッドの消毒が含まれており、防水性能が求められます。新製品では防水性能がIPX6に規格化されており、強い水しぶきや水洗いにしっかり耐えることができます。つまり、メンテナンスが容易になり、介護スタッフにとっても便利です。

停電時の対応

また、在宅で電動ベッドを使用している場合、停電が発生したことによって不便を強いられることがあります。そこで、「home Familia Xシリーズ」では市販の9V乾電池2個を利用して、背上げ機能をフラットに戻すことが可能です。緊急時にも安心してご利用いただける仕様となっています。

3. 製品ラインナップ

新シリーズには次の2機種が含まれており、それぞれ異なる機能を備えています。

- B302: 2モーターを搭載し、背上げと高さの調整が可能。
- B304: 3モーターを搭載し、背上げに加えて膝上げ調整も実施できる。

どちらも防水性能が高く、非常に使いやすい設計となっています。スイッチ操作も直感的に行えるため、介護を受ける方だけでなく、介護を提供する方にとってもストレスなく利用できます。

4. 将来的な展望

DK Cityは今後、デジタルヘルスとの融合を進め、介護ベッドに関する新たな概念を広めることを目指しています。これによって、より快適な在宅介護の実現を目指し、新たな商品やサービスの開発を計画しています。

この新しい電動介護ベッドは、介護を必要とするすべての人々にとって、より良い未来を提供することを目指しています。購入や詳細に関しては、DK Groupの公式ウェブサイトをご確認ください。