空間デザイン研究所が示すデザイナーの未来
2023年10月、DesignFuture Japan株式会社が新たに「空間デザイン研究所」を立ち上げ、全国の空間デザイナーを対象にアンケート調査を実施しました。これにより、空間デザイン業界における最新の動向やトレンドが浮き彫りになりました。
設立の背景
日本では空間デザイナーの位置付けがあいまいで、他のデザイン分野と同じ枠で語られることが少なくありません。そのため、空間デザインに特化した調査が不足していました。新設の空間デザイン研究所は、この分野独自の働き方や価値観を明らかにし、業界の理解を深めることを目的としています。
アンケート調査の概要
調査は2026年1月から3月にかけて行われ、空間デザインに関連する業種のデザイナー609名が参加しました。主な調査内容には、担当案件、建材選定の方法、業界トレンドの把握手段、SNS利用パターン、AIの活用状況が含まれています。
主な調査結果
- - SNSの利用状況:デザイナーが最も多く活用しているSNSはInstagramで81%、次いでPinterestが78%と、一般の利用率を大きく上回る数値を記録しました。一般利用率が7.2%であることを考えると、Pinterestの高い利用率は特筆すべき点です。
- - AIの活用経験:調査に参加したデザイナーの80%以上がAIを使用しているか、試したことがあると回答しました。これはAI技術が業界にどのように根付いているかを示しています。
- - トレンドの把握方法:展示会が最も一般的な情報源で、63%のデザイナーがこれを挙げています。次いでSNSが53%との回答があり、SNSがトレンド収集において重要な役割を果たしていることが見えます。
研究所設立記念キャンペーン
空間デザイン研究所の発足を記念して、Material Bankでは2つのキャンペーンを実施します。アンケートに回答することでニューヨーク往復航空券が当たる他、特定の条件を満たすとハーゲンダッツギフト券がもらえるキャンペーンもあります。これにより多くのデザイナーが参加することを期待しています。
今後の展望
空間デザイン研究所は、今後も様々な調査を通じて業界の動向を可視化していく方針です。次回のレポートではサステナブル建材についての実態を報告予定です。
Material Bankについて
Material Bankは、プロの建築士やインテリアデザイナーのための建材サンプル一括請求プラットフォームで、200メーカーから約70,000点の建材を取り扱っています。登録は無料で、利用も手軽に行えます。
今後、空間デザイン研究所の活動を通じて、業界全体の価値向上と生活空間の質の向上に貢献していくことが期待されています。