新会社設立で地域活性化
2019-08-21 18:51:10

百戦錬磨とSaibay共同設立の新会社、外国人観光客受け入れをサポートする未来とは

インバウンド市場の変化と新たな試み



近年、日本のインバウンド市場は大きな変革を迎えています。2018年には3000万人を超える外国人観光客が訪れ、旅行スタイルも個人旅行が主流となってきました。この変化に伴い、観光客のニーズも多様化し、地方での体験型旅行が注目されています。これは日本の地方創生にとって非常に重要なトピックとなっています。

しかし、人口減少による地方の労働力不足や交流促進が喫緊の課題となっており、政府や地域の取り組みが求められています。特に、外国人観光客を引き込むためには、外国人向けの効果的なプロモーションやサービスの開発が不可欠です。そのためには、日本在住の外国人人材が重要な役割を果たすことが期待されています。

Stay Japan Jobsの設立



これを受けて、百戦錬磨とSaibayという2社が新たに設立したのが「Stay Japan Jobs」です。この会社は、民泊や農泊を通じた地域振興に注力している百戦錬磨と、訪日外国人向けに旅行ツアーを企画・販売しているSaibayが共同出資したものです。両社は、日本の地方創生を目指す旅行会社として、旅行業界の専門性を活かし、外国人の特性を理解した雇用マッチングを行います。

新しい会社の設立により、雇用のミスマッチを減らし、採用の負担を軽減することを狙っています。これにより、効率的に外国人人材を確保することが可能となり、地方の観光産業が担うべき役割が大きくなるでしょう。
具体的には、2023年度中に2万人の外国人人材が登録できるプラットフォームを構築し、地方の観光関連企業へ人材を紹介する予定です。

地方創生への貢献



さらに、Stay Japan Jobsは将来的に、日本文化に関心のある人材を世界中から募り、教育や就労のサポートを行う計画です。この取り組みによって、地方の労働力を強化し、日本と世界をつなぐ架け橋として地域の活性化に貢献していく意向です。

百戦錬磨の上山康博社長とSaibayの長谷部駿社長が打ち出したこのビジョンは、単にインバウンド市場の拡大だけでなく、日本全体の地方創生に寄与するものです。
新会社の設立がもたらす革新が、今後の日本の観光産業にどのような変化をもたらすのか注目が集まります。

株式会社Stay Japan Jobsの基本情報



  • - 社名: 株式会社Stay Japan Jobs
  • - 設立日: 2019年5月14日
  • - 本社所在地: 東京都千代田区外神田2-18-20
  • - 代表者: 代表取締役社長 長谷部駿
  • - 主な事業: 外国人人材紹介・派遣、地域振興のコンサルティング

新しいビジネスモデルを通じて、日本の地方が持つ新しい魅力を発信し、外国人観光客を惹きつける力を高めていく「Stay Japan Jobs」に期待が寄せられています。

会社情報

会社名
株式会社Stay Japan Jobs
住所
東京都千代田区外神田2丁目18−20ナカウラ第5ビル3F
電話番号

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