ONESTRUCTIONの資金調達
2024-04-23 09:00:02

ONESTRUCTION株式会社、資金調達で建設プロセスの最適化を加速

ONESTRUCTION株式会社が資金調達を実施



ONESTRUCTION株式会社(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役CEO:西岡大穂)が、資金調達を行い、建設業界に向けた新たなテクノロジーの導入に取り組むことを発表しました。同社は、BIM(Building Information Modeling)データの活用による建設プロセスの最適化を目指しており、今回の資金調達にはちゅうぎんインフィニティファンド2号投資事業有限責任組合、90s1号投資事業有限責任組合、その他の個人投資家が参加しています。

建設とテクノロジーの架け橋



ONESTRUCTIONは「建設とテクノロジーの架け橋になる」という理念のもと、企業や行政向けにBIM技術の提供を行っています。自社プロダクトの「OpenAEC」シリーズは、openBIM®に準拠したBIMデータの可視化・分析を行い、2024年にはベータ版をリリース予定です。この新たなプロダクトが実現すれば、建設業界における作業効率の向上が期待されます。

資金調達の背景



設立からの4年間、ONESTRUCTIONはBIMデータの活用と、その技術開発に注力してきました。今後、建設業界においては、自動化や省力化が進むため、BIMは重要な役割を果たすと考えられています。今回調達した資金は、エンジニアや事業開発人材の採用強化、国内市場の拡大、さらにはグローバル市場への進出に活用される予定です。

現在の課題と解決策



建設業界は多くの課題に直面しており、特に人手不足や建設資材価格の高騰が深刻です。BIMデータを活用することで、工期の短縮や不良品率の低下が報告されており、世界的にはスタンダードな技術になりつつあります。しかし、現状では日本の多くの現場においてBIMのフル活用がされておらず、データ活用が不十分な現状があります。ONESTRUCTIONは、根本的な解決を目指し、最適な建設プロセスの提案と実現を目指しています。

『OpenAEC』シリーズの開発



開発中の「OpenAEC」シリーズは、BIMデータと多様なデータを統合することを可能にするツールです。これにより、建設業者はBIMを効果的に活用し、建設プロセスを最適化できます。将来的には、OpenAEC上で、データの作成から各種申請業務に至るまで、ワンストップで対応できる環境を整える計画です。

グローバル展開の成功



ONESTRUCTIONでは、メインプロダクトのリリースに先立ち、Autodesk社のRevit向けプラグイン「OpenAEC for bSDD」を海外市場に向けてリリースしました。このプラグインは2024年2月のリリース以降、わずか2ヶ月で30カ国以上でダウンロードされています。

経営陣の意気込み



代表取締役CEOの西岡大穂氏は、「多くの方の支援に感謝し、人口最少の鳥取県から世界に挑戦していきます」と意気込んでいます。また、CTOの宮内芳維氏は、「さまざまなご縁をいただいた投資家の皆様と共に、さらなる発展を遂げていきます」とコメントしています。

地域に根ざした取り組み



ONESTRUCTIONは、地域に根ざした企業でありながら、世界を視野に入れた挑戦を行っています。今後も、地方からの発信を通じて、建設業界の変革を推進していくことでしょう。ONESTRUCITONは積極的に人材を募集中で、居住地に制約のない柔軟な働き方を提供しています。鳥取を拠点としつつも、全国或いは海外からの応募を歓迎しています。

詳細なプランや採用情報は、ONESTRUCTIONの公式ページを参照してください。

会社情報

会社名
ONESTRUCTION株式会社
住所
鳥取県鳥取市元魚町2丁目201 エステートビルⅤ2-2号室エステートビルⅤ2-2号室
電話番号
050-1809-1266

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