#ビットコイン #金融サービス #Cygnos

シンガポールを拠点に活動するCygnosは、新たに「ビットコイン顧問サービス」を立ち上げました。このサービスは、経営者や富裕層を対象にするもので、ただ取引所に任せるのではなく、自分自身でビットコインを管理する力を養うことを目的としています。多くの経営者や富裕層がビットコインを保有しながらも、取引所に資産を預けたままの状態にあることが少なくありません。このような状況は、ハッキングや取引所の倒産リスク、鍵の管理やバックアップ体制の不足、相続や事業承継の不安といった問題を引き起こしています。Cygnosはこれらの課題を解決するために、顧問サービスを立ち上げました。

「ビットコイン顧問サービス」は、3つの柱から構築されています。1つ目は、自己主権型の管理設計です。これにより、ハードウェアウォレットの導入やバックアップ・復旧設計の標準化、さらには承認フローや権限の分散を実現できます。2つ目は、思想と情報のキュレーションです。顧客がビットコインを単なる投機対象ではなく、価値保存手段として位置づける手助けをし、グローバルな規制や最新の動向を整理し、経営者向けに提供します。そして3つ目は、クローズドコミュニティの形成です。顧問先限定の交流会や、非公開のPodcastを通じて情報を共有し、経営者同士のネットワークを育むことを目指します。

具体的なサービス内容には、月1回の定例アドバイザリーや専門家の紹介、クローズドPodcast、そして不定期開催の交流会などが含まれます。月額料金は55,000円で、初回契約は6か月分の一括払いが求められます。

Cygnosを代表する三原弘之氏は、過去数年間にわたり、数百人以上の経営者にビットコインの知識を伝えてきた実績を持っています。自身は早稲田大学卒業後、楽天株式会社にエンジニアとして入社し、その後、ビットバンク株式会社において執行役員として取引所の成長を支えてきました。Cygnosの設立は、ビットコインの発展と普及を目的としており、特に法人や富裕層のビットコイン導入の支援に力を入れています。今回の新サービスは、彼の豊富な経験を活かして、経営者が自身の資産に責任を持つための確固たる実務基盤を提供するものです。Cygnosのビットコイン顧問サービスは、これからの時代において経営者がどう資産を管理していくべきか、重要な指針を示してくれるのではないでしょうか。

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