武蔵野大学、異分野交流会を開催
2025年10月25日、東京都江東区に位置する武蔵野大学は、「異分野異業種研究交流会2025」を共催する。日本数学会、日本応用数理学会、統計関連学会連合との協力により、若手数学・数理科学研究者が異なる分野の専門家と交流し、新しいアイデアや応用を模索する機会を提供したいと考えている。この交流会は、2014年から毎年開催されているもので、産官学の連携を強調するプログラムとなっている。
交流会の目的
本交流会は、数学を専攻する若手研究者がそれぞれの研究分野を広げ、産業界との接点を持つことを目的としている。数学は多くの科学技術や産業に活用される重要な基盤を提供しており、他分野との融合により新たな可能性を引き出すことが期待される。
イベントの詳細
交流会は、以下のようなプログラムで構成されている。
- - 日時: 2025年10月25日(土)9:50~19:30
- - 場所: 武蔵野大学 有明キャンパス 5号館
- - 参加対象: 数学・数理科学専攻の学生、院生、一般
- - 参加費: 無料(情報交換会のみ有料)
プログラムの概要
交流会のプログラムは、開会の挨拶から始まり、基調講演、企業・研究所紹介、ポスター展示、個別交流会など多岐にわたる内容が用意されている。参加者は、理事長や講演者から直接意見を聞く機会を得られ、様々な意見交換が期待される。
開会の挨拶と基調講演
午前のプログラムでは、日本数学会理事長や応用数理学会会長からの挨拶の後、日本アクチュアリー会理事長による基調講演が行われる。ここでは、数学が社会とどのように結びついているかを学ぶ貴重な機会が提供される。
企業や研究所の参加
当日は多くの企業や研究所が参加し、自社の取り組みや研究内容を紹介する。これにより、若手研究者は様々な業界でどのように数学が活用されているのかを学び、職業選択の幅を広げることができる。具体的には、アクサ生命、NTT、東京大学など、多様な組織が参加予定。
ポスター展示と個別交流
午後のプログラムでは、若手研究者たちが自己の研究を紹介するポスター展示が行われる。参加者は各ポスターに対して自由に質問し、研究成果についてのディスカッションを行う。さらに、企業ブースを訪れることで、直接的な交流が促進される。
参加申し込みと詳細情報
参加は無料で事前登録が必要で、登録は以下のリンクから行える。情報交換会は有料だが、貴重なネットワーキングの機会を提供するものである。
参加申し込みフォーム
このイベントは、数学の研究者にとって多くの新しいアイデアや出会いの場を提供し、今後のキャリアに大きく寄与することが期待されている。参加を希望する人々は、ぜひこの機会を逃さずに登録を行おう。
武蔵野大学は、社会のニーズに応える教育と研究を推進しており、国際社会での活躍を目指す学生に向けた多彩なプログラムを展開している。この交流会はその一環として、未来のリーダー育成に貢献する貴重なイベントである。