名古屋大学発AIベンチャー、トライエッティングが新たなビジョンを策定
名古屋大学から生まれたAIベンチャーである株式会社トライエッティングは、2025年に新たに策定されたミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)を発表しました。近年のAI業界は急速に進化し続けており、その環境に適応していくためには、明確な方向性が必要です。今回のMVVは、変わりゆく市場でどのように価値を提供していくかを見据えたものです。
新たなミッション
トライエッティングの新しいミッションは「明日へつなぐ未来を、今日つくろう」です。この掲げたビジョンの背後には、技術の力で従来の「当たり前」を新しい形で継承しつつ、未来に向けた新しい価値を生み出していくという強い意志が込められています。特に、日本の各産業が蓄積してきた知恵を生かし、次世代に受け渡す重要性を強調しています。
ビジョンと約束
ビジョンとしては「日本の現場を予測と最適化でつなぎ、社会のデファクトスタンダードになる」という目標を掲げています。トライエッティングは単なるシステム開発企業ではなく、業界全体の最適化を追求する存在として自らを位置付けています。これにより、物流や雇用の適正化を図り、業界全体の課題解決に貢献していくことを目指します。
また、MVVに伴い、トライエッティングの行動指針が設定されています。影響範囲の拡張や品質への責任、地域への貢献といった観点から、企業としての姿勢を明確化しました。これにより、メンバー全員が共通の目標を持って働くことができる土壌が整います。
スピードと行動力
トライエッティングが特に重視しているのは、立ち止まらずに行動することです。大きなビジョンを描くだけでなく、その実現に向けて毎日何を行うかを問い続けます。日々の努力が未来を形作るという信念のもとで、社員が自らの業務でどのように貢献できるのかを常に考える風土を育んでいます。
創業メンバーたちのコメント
新しいMVVの策定にあたり、代表取締役社長の長江祐樹氏は「当社の強みを言語化することで、メンバー全員が共通の指針に立ち返り、顧客への価値提供や社会貢献に努めていきたい」と述べています。また、副社長の菅沼美久氏は「私たちの価値観が言語化され、全社的に共有されることを嬉しく思う」と強調しました。さらに、CTOの竹島亮氏は「安定したシステムを提供する責任はお客様への約束である」とし、製品の信頼性向上に取り組む姿勢を表明しました。
今後の展望
トライエッティングは、需要予測や勤務シフト作成などの機能を有するAI製品を通じて、業務の自動化と効率化をサポートしています。ノーコードでの分析や自動化を提供する「UMWELT」や、シフト自動作成AIの「HRBEST」などを開発し、サプライチェーンにおける業務最適化に寄与しています。今後も、革新を追求しつつ、より良い未来社会の実現に向けた取り組みを続けていくことでしょう。
名古屋大学発のトライエッティングは、革新的な技術で明日をつくる姿勢を維持しつつ、変わらぬ価値を提供することを目指しています。その先駆者的な姿勢が、今後のAI業界全体に多大な影響を与えることが期待されます。