六甲高山植物園で見る「サンカヨウ」の魅力
六甲高山植物園が運営する六甲山上にて、今春も美しい「サンカヨウ」が開花しました。「サンカヨウ」は、その独特の透明感で多くの人々を魅了しています。特に朝露や雨に濡れると、花が透明になる姿はまるでガラス細工のようで、神秘的な美しさを発揮します。最近ではSNSでも注目を集めており、訪れる人々の心をつかんでやみません。
この多年草は、落葉樹林や針葉樹林の林床に生息しており、花が咲く期間は短く、通常5日から7日程で散ってしまいます。そのため、サンカヨウを楽しむにはこの貴重な瞬間を逃さないことが重要です。さらに、サンカヨウの実は藍色で粉をふいたような見た目をしており、食べることも可能です。日本名の「山荷葉」は、中国語の「荷葉(カヨウ)」、つまり蓮の葉を意味することから由来しています。この独特な葉形が特徴的で、観賞価値の高い植物です。
六甲高山植物園では、サンカヨウの見頃はおおよそ4月下旬まで続く見込みですので、この機会をお見逃しなく。また、現在同園では「え!こんな近くに?!高山植物」というイベントも開催中です。このイベントでは、神戸にいながらアルプスやヒマラヤ、さらには北海道の植物を見ることができます。牧野富太郎や西山ゆらといった著名な画家による高山植物の作品も展示されており、芸術と自然を一度に楽しむことができる素晴らしい企画です。
イベント詳細
- - 開催日: 開催中~7月13日(日)
- - 時間: 10:00~17:00(最終入園受付16:30)
- - 参加費: 無料(別途入園料が必要)
イベントを楽しむためには、あらかじめ入園料の確認が必要です。大人は900円、中小学生は450円で入園できます。また、駐車料金は通常1,000円ですが、特定の期間には2,000円に設定されることがありますので、こちらもご注意ください。
営業情報
- - 開園期間: 開園中~11月30日(日)(休園日要確認)
- - 開園時間: 10:00~17:00(5月3日~5日は9:00開園)
六甲高山植物園は、季節ごとにさまざまな高山植物が楽しめる場所です。歴史的な植物やその美しさを訪れる人々が堪能できる場所として、多くの方々に愛されています。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。この春、サンカヨウの透明な花を見に行く素敵な冒険が待っています!
詳しい情報や最新の営業情報については、六甲山ポータルサイト(
公式サイト)をご確認ください。