広島県呉市は、中心部に位置する旧呉市消防局・西消防署庁舎敷地の有効活用に向けた新たな取り組みとして、サウンディング型市場調査を実施することを発表しました。
これまで随時募集形式で行われていた同調査ですが、今回の募集では、より多くの事業者の関心を集め、活気ある開発につなげるため、新たな情報公開が行われます。具体的には、価格の事前公表と市場調査参加実績の加点という2つの要素が導入されます。
価格の事前公表により、事業者は計画段階からより現実的な収支計画を立てやすくなります。また、市場調査参加実績の加点によって、過去に類似したプロジェクトの実績を持つ事業者に対して優遇措置が講じられるため、より確実な開発を進めることが期待されます。
調査対象となるのは、呉市中央三丁目1番1にある2,059.23㎡の宅地です。旧呉市消防局・西消防署庁舎が建っていた場所で、呉市の中心部という好立地を誇ります。
今回のサウンディング型市場調査では、令和6年7月1日から9月10日までの期間、対話参加申込みを受け付けています。期間中は随時現地見学も可能です。対話の実施は7月1日から9月20日までで、調査結果の概要は令和6年10月以降に公表される予定です。
呉市は、このサウンディング型市場調査を通じて、旧呉市消防局・西消防署庁舎敷地の有効活用に向けた多様なアイデアを集め、地域活性化に繋がる開発を目指しています。
詳細については呉市ホームページをご確認ください。
https://www.city.kure.lg.jp/soshiki/24/r60701.html