Giesen Coffee Roasters、日本市場に進出
オランダに本社を置くGiesen Coffee Roasters(ギーセンコーヒーロースターズ)が、日本での新しい展開を開始します。このメーカーは、2006年に自社ブランドを設立し、世界的なコーヒー焙煎競技で公式マシンとして認定されるなど、高い信頼を得ています。特に、硬質な鋳鉄のボディと独特のデザインが特徴で、焙煎における多くの変数をデジタル化することにより、高い再現性を実現しています。職人技を誇る「Dutch Craftsmanship」を企業ミッションに掲げ、一台一台を丁寧に手作りで仕上げる情熱的なチームがあります。
日本の焙煎事情
近年、日本国内では数多くのコーヒーショップやカフェがオープンしていますが、自家焙煎を行う店舗は、欧米に比較するとまだまだ少ないのが現実です。その背景にはいくつかの課題があります。
1.
導入コストの高さ
業務用焙煎機は、価格帯が50万円から1,000万円以上と非常に幅広く、導入するためには大きな初期投資が必要です。また、設置にあたり、周辺環境への配慮や最適な物件選びも求められ、多くの時間と費用がかかります。
2.
情報不足
自家焙煎の際に必要な知識やレシピは、各店舗で非公開であることが多く、焙煎の情報は限られています。そのため、新たに焙煎に挑戦しようとしている人にとって、学ぶ機会が少なく、ハードルが高くなっています。
ギーセンジャパンの取り組み
ネイビーブルー株式会社は、これまでの自家焙煎コーヒーショップや中古焙煎機の販売の経験をもとに、ギーセンジャパンとしての活動を展開します。具体的には以下のような取り組みを行います。
輸入や配送に関する業務を内製化し、中間マージンを削減することで、より適正な価格で提供を目指します。また、機器購入時の負担軽減を図るために、ローンやリースの導入も行います。
メンテナンスは全国のパートナーと協力し、焙煎機本体だけでなく、生豆の仕入れや店舗運営に関する専門知識を持つ企業とのパートナーシップを築き、購入後も継続的なサポートを提供します。
SNSやコミュニティサービスを活用し、焙煎に関する知識やノウハウをシェアするためのプラットフォームを提供します。ギーセンジャパン独自の競技会も開催し、国内の焙煎技術向上と若手の育成に貢献します。
ショールームの設立
ギーセンジャパンは、実際に焙煎機を触れることができるショールームを東京都大田区のクリエイターインキュベーションハブ「コーカ」に設置中です。京浜急行「梅屋敷」駅から徒歩1分の便利な立地にあり、2021年内のオープンを予定しています。詳しい情報はギーセンジャパンのSNSや公式サイトで発表されます。
お問い合わせ
イベントスポンサーシップや焙煎機提供、メディアとのコラボレーションに関するお問い合わせは、ギーセンジャパンの担当者へご連絡ください。
ギーセンジャパンアカウント担当
畑中槙人
[email protected]
Giesen Japan
@giesen_japan