大学生の陸前高田移住
2026-04-07 11:12:01

関東の大学生が選んだ移住先、岩手県陸前高田の魅力とその決断に迫る

「また来たい」じゃ足りないから、町民になる



近年、陸前高田市に移住を決意した関東の大学生3名のストーリーが注目を集めています。彼らは元々、1週間のまちづくりプログラム「CMSP」に参加した際、地域の人々との交流を通じて深い感情を抱くこととなり、この春から市民として新たな生活をスタートしました。この決断の背景には、ただの就職や補助金の魅力ではなく、地域への愛や恩返しの思いがあります。

なぜ今、移住なのか?



東日本大震災から10年以上が経過し、日本社会は変わりました。地方では人口流出が続いており、人材を引き込むことが喫緊の課題となっています。しかし、今回の移住者たちは、社会が効率を追求する中で「顔の見える関係」を重視しています。彼らは、地域の人々との絆を大切にし、ただの「資源」として扱われるのではなく、自身の人生を豊かなものにする「居場所」としてこの町を選びました。

移住者たちの思い



河村 恭輝さん(埼玉大学)


「陸前高田で一緒に働く仲間の熱い想いが心を動かしました。恩返しをしたいという気持ちを大切にし、何年経ってもこの決断を良かったと思えるように頑張ります。」

山本 晃裕さん(芝浦工業大学)


「町の方々との絆が生まれ、恩を返したいという思いでいっぱいです。この場所で、自分の生き方を見つけ、立派な市民として成長していくつもりです。」

佐久川 春駿さん(専修大学)


「一週間のプログラムだけでは不十分で、日常的な関係を築きたいと感じたことが移住の決め手です。他地域からの参加者が『また高田に来たい!』と言うような存在になりたいと思っています。」

課題ではなく、関係性の価値



認定NPO法人SETは、「一人ひとりの“やりたい”を“できた”に変える」ことを使命にしています。ここでは若者を単なる労働力とせず、地域住民とともに未来を描くことを重視しています。移住した3名の決断は、偶然の出来事ではなく、長い時間をかけて築かれた「続く関係」の結果といえます。

理事長・三井俊介の言葉



SETの理事長である三井俊介氏は、初めて陸前高田に来た彼らの緊張した表情を今でも鮮明に思い出しています。「彼らは地域の人々と本気でふれあい、別れ際には涙を流しました。この町を『自分の町』と感じるようになったことは誇りに思います。」と語ります。それだけでなく、移住は単なるニュースではなく、多くの若者が自分らしい生活を見つけるための希望の光です。

SETの活動



転機は2011年の東日本大震災以降に始まりました。SETは地域との関わりを促進するために、大学生や社会人向けのプログラムを展開し、コミュニティの形成を進めています。2024年度には年間5,000人以上の参加者を予定しており、持続可能な地域づくりに邁進しています。過去には内閣総理大臣賞を受賞するなど、その活動が評価されています。公式ウェブサイトやSNSでの情報提供も積極的に行っています。

まとめ



陸前高田における大学生の移住は、単なる生活の選択にとどまらず、地域との新たな関係を築き、互いに豊かに成長していく道を開くものです。この事例が、多くの人々にとって、新しい生活の可能性を示唆するきっかけとなることでしょう。


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会社情報

会社名
認定特定非営利活動法人SET
住所
岩手県陸前高田市広田町字山田52-6
電話番号
0192-47-5747

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