虎ノ門に新たに開設されたイノベーション拠点の全貌

2023年5月20日、東京都虎ノ門に新しい形のイノベーション拠点「オープンイノベーション・ガーデン」が開設されました。この施設はプラットフォームとして、国内大手企業27社の社員が集まり、イノベーションプロジェクトの実践と議論を行う場を提供します。

オープンイノベーション・ガーデンの目的

「オープンイノベーション・ガーデン」は、従来の企業環境とは異なり、より自由な発想を引き出すための設計がされています。企業の枠を超えた職種や業態の人々が集まることで、イノベーションの種を見つけることを目的としています。特に、スタートアップ企業のエンジニアやデザイナーとの交流を重視し、知識や技術の共有を進めることを目指しています。

この場では、セミナーや研修プログラムが予定されており、議論が盛んになることで、実際のビジネスイノベーションを実践する機会が提供されます。大手企業が抱える悩みや課題を他社との交流によって解消し、共創の場となることが期待されています。

カジュアルでリラックスした空間

「オープンイノベーション・ガーデン」は、カジュアルな空間としてデザインされており、社員が自由に発想を楽しめるよう工夫されています。会議室の壁をホワイトボードにするなど、アイデアを気軽に書き留められるよう配慮がなされています。また、サッカーゲーム台やマスコットのペンギンが置かれた、オフィスとは一線を画す空間が、リラックスした雰囲気を演出しています。

さらに、夕方にはアルコールを楽しみながらのワークショップも企画されており、チームメンバー間での親睦を深めることができるようになっています。これにより、新しいアイデアが生まれる土壌が整えられ、その結果、革新的なビジネスの創出へと繋がることが期待されています。