横浜市では、世界自閉症啓発デーに合わせて、多彩なイベントを実施します。期間は4月2日から4月8日までの1週間で、その中で行われる最も目を引くのは「ライトアップ青」のイベントです。市内の名所が青色に彩られ、癒しや希望、平穏を象徴する青の光で市民の認識を深めます。
1. ライトアップイベント
今年は新たに横浜市風力発電所「ハマウィング」が加わり、より多くのスポットが青い光に包まれます。ライトアップされる場所には、コスモクロック21や横浜マリンタワー、横浜市庁舎など、全10スポットが含まれています。このイベントを通じて、自閉症や発達障害への理解が深まることを期待しています。
2. クワイエットアワーの実施
さらに、相鉄グループと連携した「クワイエットアワー」も実施されます。これは、視覚や聴覚に敏感な方が過ごしやすい環境を整える取り組みで、店内のBGMを低減させたり、照明を減灯することで感覚過敏の方にも優しい場所を提供します。今年は、ゆめが丘ソラトスなどをはじめ、多くの店舗がこの取り組みに参加します。
3. 「ブルーアクション」企画
また、横浜市庁舎内のカフェ「marine blue」では、自閉症への理解を深める参加型企画も行われます。このイベントでは、青色の付箋を配布し、メッセージを書いてもらうことで、より多くの人々と自閉症についての対話を図ります。4月2日には200個を用意し、無くなり次第終了します。
4. 映画『ちづる』上映会
自閉スペクトラム症の女性とその家族の粘り強い日常を描いたドキュメンタリー映画『ちづる』の上映会も開催されます。3月29日には、横浜市情報文化センターで上映され、映画制作の過程や家族の思いについて監督である兄弟と母親が語る貴重なトークショーも実施されます。
5. 図書館でのパネル展示
発達障害に関する理解を広げるため、横浜市内の市立図書館でもパネル展示が行われます。図書館を訪れることで、発達障害に関する書籍を手に取り、理解を深めることができます。各図書館での展示期間も異なるので、ぜひチェックしてみてください。
6. ブルーフラッグの展示
最後に、地域療育センターや総合リハビリテーションセンターに通う子どもたちが手がけた“ブルーフラッグ”も展示されます。色とりどりの個性あふれる作品を見て、自閉症当事者の声を感じ取ることができるでしょう。
これらの取り組みは、ただのイベントではなく、自閉症や発達障害に対する理解を深め、共に暮らせる社会を築いていこうとする横浜市の姿勢を表しています。皆さんもぜひ参加し、自閉症啓発の青を広げましょう。