気球で宇宙旅行
2023-02-21 11:00:07

宇宙が身近に!国産ベンチャーが気球で宇宙旅行を実現

国産宇宙ベンチャーである岩谷技研が、気球を利用した宇宙旅行の新しい形を提案する“OPEN UNIVERSE PROJECT”を始動しました。このプロジェクトのテーマは「宇宙の民主化」、つまり人々がより身近に宇宙を体験できることを目的としています。

これまで、宇宙は一部の選ばれた人々の領域でしたが、最近では新しい技術の進展により、誰もが宇宙を体験できる時代が近づいています。岩谷技研は、ロケットに代わって空気より軽いガスの浮力を活用し、低コストで安全に宇宙に到達できる手段を開発しました。これにより、搭乗者だけでなく、様々な物やサービスが宇宙と関わることが可能になります。

宇宙遊覧体験の提供


岩谷技研は、2023年から2024年にかけての商業運行開始に向け、宇宙遊覧の搭乗者を募集しています。新たに発表された募集要項では、5名の搭乗者を選出することが明らかになりました。応募は2023年2月21日から8月31日まで受け付け、当選者の発表は10月9日頃を予定しているとのこと。この体験で参加者は実際に宇宙遊覧フライトを体験し、地球とは異なる視点から宇宙の美しさを楽しむことができます。

パイロット候補生の募集


また、岩谷技研はプロジェクトの一環としてパイロット候補生も若干名募集しています。パイロットとして採用された場合、訓練を受けながら宇宙開発の他の業務にも携わることになります。これは、宇宙旅行を促進する大きな一歩となるでしょう。

企業との共創への道


岩谷技研は、宇宙遊覧を通じて様々な企業との共創も目指しています。特に、衣料や食事、サービスの提供を通じて、宇宙旅行をより快適にするための協力関係を築いていく意向です。これにより、多くの人々が宇宙産業に関与できるプラットフォームを創り上げていくことが期待されています。

安全性と快適性の追求


気球を利用した宇宙旅行の最大の魅力はその安全性です。岩谷技研の気球システムは、4重の安全装置を備え、万が一の際にも安心できる設計がされています。気球は通常の交通手段と同様、高い安全基準を満たしており、気球の運航は99.9992%の確率で事故が起こらないと言われています。

宇宙の未来を切り開く


このように、岩谷技研は誰もが宇宙に触れ合うことのできる新たな時代を切り開こうとしています。彼らの挑戦は、未来の宇宙への扉を開き、さまざまな人々が宇宙に関わる機会を享受できる社会を実現することでしょう。日本の先端技術が生み出す宇宙旅行の夢が、より多くの人々に届くことを期待しています。

会社情報

会社名
OPEN UNIVERSE PROJECT事務局
住所
北海道札幌市北区北十六条西4丁目1-30
電話番号

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