HashPort、ローソンとKDDIによるステーブルコイン決済の実証実験を開始
株式会社HashPortが、KDDI株式会社及び株式会社ローソンとの連携を発表し、日本円ステーブルコインによる店頭決済システムの技術実証を実施することが決まりました。これは2026年7月10日に締結された基本合意書に基づいて行われ、実証は2026年8月に「ローソン高輪ゲートウェイシティ店」で行われる予定です。
実証実験の目的と背景
この実証実験は、国内でのキャッシュレス決済が普及する中で、新しい決済手段としてステーブルコインの可能性を探るものです。特に、2023年6月から改正資金決済法が施行されたことにより、円建てのステーブルコインの発行環境が整備されつつあります。これに伴い、ステーブルコインを利用した決済システムの構築が期待されています。
日本ではすでに多くのコンビニエンスストアが様々なキャッシュレス決済手段に対応しており、HashPort、KDDI、ローソンはそれぞれの強みを生かしながら、この新しい決済方法の実現に取り組むことになりました。
実証実験の詳細
実証実験では、HashPortが提供するノンカストディアル型ウォレット「HashPort Wallet」を活用。店舗側では、HashPortのステーブルコイン決済サービス「HashPort Wallet for Biz」を利用し、特別な管理手続きなしで通常のPOSからステーブルコインでの決済が受け付けできる仕組みを構築します。
実施概要
- - 実施期間: 2026年8月
- - 対象店舗: ローソン高輪ゲートウェイシティ店
- - 関与者: HashPort、ローソン、KDDIの関係者(社員に限定)
- - 利用ウォレット: HashPort Wallet
- - 実証内容: POSとのシステム連携、レジオペレーションの流れ、決済時間、ウォレットの使いやすさなど
HashPort Walletと其の機能
HashPort Walletは、暗号資産やNFT、SBTなどのデジタル資産をスマートフォンで管理できるアプリです。多様な機能を搭載しており、ステーブルコイン決済機能や外部サービスとの連携が可能。国内で115万以上のダウンロードを達成し、日本円ステーブルコインユーザーの84%に利用されています。
HashPort Wallet for Biz
HashPort Wallet for Bizは、企業や店舗向けにステーブルコイン決済を提供します。手数料が無料であり、決済導入が簡単なため、コストを抑えた運用が可能です。今後は、この実験で得られた知見を基にAgentic Payment機能も組み込まれる予定です。
株式会社HashPortの概要
HashPortは、ブロックチェーン技術を利用した様々な金融サービスやソリューションを提供している企業で、特に金融機関や事業会社向けのブロックチェーンプロダクトに注力しています。日本国内での社会実装を推進するため、様々な企業と連携し、新たなサービスの展開を進めています。会社の詳細は公式サイトで確認できます。
この実証実験を通じて、今後のステーブルコイン市場の発展に寄与できることが期待されています。日本でのステーブルコインの活用をより一層進め、新たな決済手段として広く定着することを目指しています。