結城紬を活かした新たなアクセサリー、つむりんぐ®が誕生
茨城県の伝統的工芸品「結城紬」を利用した新商品、つむりんぐ®がこのたび茨城県庁でテスト販売されることになりました。これは県内の事業者を支援する「仕事場センチコ」と茨城県庁生協のコラボレーションによるもので、結城紬の残り糸を用いて新たに創作されたアクセサリーです。これにより、伝統を感じながらも身近に楽しむことができる製品へと生まれ変わりました。
つむりんぐ®の特徴
つむりんぐ®は、結城紬の反物を織った後に残る糸を利用して制作されたリング状のアクセサリーです。この独自の製法により、ただの装飾品としてだけでなく、日本の伝統文化を体感できる価値を提供しています。2024年3月には商標登録も完了しており、ブランドとしてのしっかりとした立ち位置を確立しています。
ラペルピンのデザインと魅力
今回のテスト販売では、特にスーツの襟に取り付けることができる「ラペルピン」が注目されています。普段のコーディネートに結城紬の存在感をプラスすることで、さりげなくもスタイリッシュな印象を与えます。結城紬の美しさをこのような形で取り入れることができるのは、ファッション愛好家にとって大きな魅力です。
テスト販売の詳細
つむりんぐ®の新作をお試しいただけるテスト販売は、2025年12月18日(木)と19日(金)の午前11時30分から午後1時30分まで、茨城県庁舎2階のカフェテリアひばり通路で行われます。この機会にぜひ実際に手に取って、結城紬の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
開発者の思い
「この商品は、結城紬という素材の魅力を、気軽に身に着けることができる形で伝えたいという思いから生まれました。」と、制作を手掛ける「仕事場センチコ」の代表、中村慶子さんは語ります。「結城紬がもっと身近な存在になることで、多くの人にその魅力を伝えられれば嬉しいです。」とのことで、様々な人々に結城紬の魅力を伝えていくことを目指しています。
SNSでの情報発信
さらに、つむりんぐ®の詳細やスタイルを楽しむための情報は、インスタグラムで紹介されています。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
つむりんぐ®インスタグラムはこちら
お問い合わせ先
本製品に関する問い合わせは、茨城県産業技術イノベーションセンター・イノベーション戦略部・新ビジネス支援グループにて承っています。電話、メールでの問い合わせも可能ですので、詳細に興味のある方はお気軽にご相談ください。
電話:029-293-7495
e-mail:
[email protected]
この新商品が茨城県の文化を広める一助となれば、製作者にとっても大変嬉しいことでしょう。まずは県庁で、結城紬の新たな魅力を自ら体験してみてはいかがでしょうか。