住宅の新たな魅力、クラフリーがグッドデザイン賞受賞
福岡を拠点とする住宅設備機器ブランド「クラフリー」。運営会社のカナエテ株式会社が手がけるこのブランドは、生活空間に彩りを加える製品を提案しています。このたび、同社は2025年度グッドデザイン賞において、特に優れたデザインを持つ3つの商品が受賞したことを発表しました。
受賞商品一覧
クラフリーが受賞した商品は以下の3つです:
1.
ピクア - 手洗器
2.
リニエッタ - 洗面ボウル
3.
レヴロック - ミニキッチン
これらの商品は、単なる機能性の追求にとどまらず、住空間の美しさや心地よさも重要視した設計が評価されています。これにより、使用する人々には新たな毎日の快適さを提供しています。
ピクア - 手洗器
「ピクア」は、その名の通り、シンプルさを追求しながらも実用性が高い手洗器です。壁面に直付けできるコンパクトなデザインで、余計なものを削ぎ落とした美しさが特徴。特に注目すべきは、排水口を隠してデザイン性を向上させた点です。
審査員からは、コンパクトな国内の住空間に特化した製品として評価されました。また、今後の展開として新たな収納ユニットやカウンター、オリジナルの水洗金物の開発が期待されています。
リニエッタ - 洗面ボウル
続いて登場する「リニエッタ」は、極薄のスリムエッジが印象的な洗面ボウルです。耐久性のある素材を利用した薄さわずか3mmのエッジと、内部の美しさを最大限に活かす機能美デザインが評価されました。これは一般的な陶器や人工大理石では実現できない特異なデザインです。
この製品は手洗いニーズが高まる公共スペースにも十分に調和し、スタイリッシュな空間を演出します。製品トータルの質を高める施策が盛り込まれており、ユーザーの期待を裏切らないデザインとなっています。
レヴロック - ミニキッチン
最後は「レヴロック」。このミニキッチンは、「収納に縛られないキッチン」という新たな発想から誕生しました。極薄天板とステンレスの一体成型を利用し、機能的でありながらも美しい見た目を実現しています。
従来の簡易キッチンはフル装備の機能を小さくした形でしたが、レヴロックはその理念を根本から変えています。必要最低限の機能に絞り込み、疑似的な豪華さではなく、本物の美しさを追求したデザインが顧客の注目を集めています。この製品は、どんな空間にもマッチする柔軟性を持っているのが魅力です。
グッドデザイン賞について
日本の優れたデザインを評価し、広めるために設立されたグッドデザイン賞は、1957年から続く伝統的な制度です。多様な業界から多くの参加者が集まるこの賞は、年々その重要性を増しています。受賞製品には「Gマーク」が授与され、優れたデザインの象徴として広く認識されています。
クラフリーのビジョン
クラフリーは旅先で感じる心の豊かさと落ち着きを、日常生活の中に取り込もうとしています。洗面ボウルや水栓、キッチンといった製品を通じて、住宅設備に新たな価値を与えることを目指しているのです。
このように、クラフリーの製品は日常を特別に変える力を持っており、今後の展開にますます期待が高まります。