カネカ、小学生対象にサステナブルな酪農を学ぶ特別授業を開催
株式会社カネカは、グループ会社であるカネカ食品株式会社が販売する『ピュアナチュール オーガニック』のプロモーションの一環として、9月10日、東京都千代田区立昌平小学校で小学3年生と保護者を対象にした特別授業を実施しました。
地球に優しい酪農を体験
この特別授業「地球にやさしいサステナブルな酪農体験ツアー」は、児童の健康と食育の一環として企画されました。昌平小学校は東京都教育委員会の「体育健康教育推進校」に指定されており、健康で活力に満ちた生活をデザインする能力育成に力を入れています。
2020年度から導入された新しい学習指導要領では「持続可能な社会の創り手の育成」が重視されており、SDGsに関する教育の機会提供が求められています。今回の授業では、「SDGsとは何か?」「私たちにできることは何か?」をテーマに、オーガニックや有機JAS認証マークについて学びました。スーパーマーケットで販売されているオーガニック食品を通して、具体的な事例を学ぶことで、理解を深めました。
有機循環型酪農を学ぶ
授業では、カネカグループが運営する「別海ウェルネスファーム」で実践されている有機循環型酪農が紹介されました。酪農家の仕事やサステナブルな酪農の仕組みを、子どもたちが理解しやすいよう工夫されています。実物サイズの牛のパネルや牛の糞から作られた堆肥の展示など、五感を刺激する工夫が凝らされており、子どもたちは有機酪農を身近に感じることができました。
さらに、シールラリーを通して有機循環型酪農のサイクルを学び、「オーガニック食品を選ぶことがSDGsにつながる」ことを体験的に理解できる機会となりました。ゲーム感覚で楽しく学ぶことで、知識の定着を促しました。
生乳を使用したヨーグルト試食
授業の最後には、「別海ウェルネスファーム」の生乳を使用した『ピュアナチュール™オーガニックヨーグルト』を試食しました。牧場を疑似体験した後にヨーグルトを味わうことで、酪農家とのつながりをより深く感じることができたようです。「おいしい」「どこで買えるの?」など、子どもたちから喜びの声が多く聞かれました。
未来への展望
カネカグループは、今後もSDGsを身近に感じ、オーガニック食品への関心を高める活動を継続していくとしています。今回の特別授業は、次世代を担う子どもたちにサステナブルな社会への意識を育む、貴重な機会となりました。