再エネプロジェクト
2025-11-11 14:06:22
枚方市のため池で再エネの新プロジェクトが始動!
枚方市では、京阪ホールディングス株式会社が新しい再生可能エネルギープロジェクトを始動します。この取り組みは、京都府と大阪府の県境に位置する枚方市内のため池を活用したフロート型太陽光発電設備の設置に関するもので、12月上旬から着工予定です。
このプロジェクトは、水上ソーラー合同会社、関西電力の協力を得て実施され、地元で生産した再生可能エネルギーを地域の施設で利用する地産地消を目的としています。特に注目すべきは、京阪電車と京阪バスの施設に対し、再エネ電力が供給されるという点です。
具体的には、枚方市内に設置されるフロート型太陽光発電設備の合計出力は約2,000kWを予定しており、これにより、京阪電車の5つの駅(光善寺駅、枚方公園駅、枚方市駅、御殿山駅、牧野駅)の電力消費がすべて再生可能エネルギーで賄われることになります。また、京阪バスの枚方営業所では、約11%の消費量が再エネで補完される見通しです。
この取り組みによって、年間で約1,270トンのCO2排出量削減が期待されています。これは、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。
さらに、京阪グループは『BIOSTYLE』(京阪版SDGs)を経営の指針とし、長期の経営戦略として地球環境保全に特化した取り組みを推進しています。このプロジェクトもその一環で、経済産業省の支援を受けており、官民連携によるプロジェクトとして位置付けられています。具体的には、枚方市、津田水利組合との協定の上で進められ、地域の再生可能エネルギーの利用促進に寄与することが期待されています。
この新たな試みは、枚方市内での再エネ事業の成功を促進し、地域の経済や環境にとって貴重な資源になると同時に、地域コミュニティの活性化にも貢献することが見込まれています。今後の動向に注目が集まることでしょう。
このプロジェクトの詳細は、京阪ホールディングスの公式ウェブサイトに公開されているリリースを参照することができます。このような先進的な取り組みが普及することで、持続可能な社会の実現へとつながることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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京阪ホールディングス株式会社
- 住所
- 電話番号
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