光畑紙店、月一週休3日制を導入
岡山を拠点にする株式会社光畑紙店が、2025年4月1日より『月一週休3日制』の試験運用を開始すると発表しました。この新制度は、社員の健康を促進し、業務の生産性向上を目指して実施されます。実施期間は2025年4月から10月までの6ヶ月間で、これに続く11月から3月までは元の週休2日制に戻ります。
新制度の詳細
対象は全社員であり、毎月1回、水曜日または木曜日が休みとなります。各部署で前もって調整し、適用日を決定。業務上の都合で振替が可能なため、柔軟な働き方を可能にします。この制度を継続するためには、年間残業時間を450時間未満に抑えるという目標が設定されており、万が一未達の場合や運用に反する行為が確認された場合、翌年度の運用を中止することもあり得ます。
通常の労働時間は従来通りの8時間を守り、給与の削減はありません。これにより、2025年の年間休日は134日となります。
導入の背景
光畑紙店は、事業を持続するためには利益の確保が必要で、そのためには効率化が不可欠であると考えています。しかし、効率化を一方的に強制するのではなく、社員全員が自発的に取り組める環境を整えることが重要としています。2025年に新たに掲げた企業理念には『誰かのために』という思いが込められており、社員の心身の充実を第一に考えた取り組みとなっています。これにより、社員が快適に働く環境が整い、業務のパフォーマンスや成果が向上することを促します。
現状と今後の展望
現在、光畑紙店は年間の残業時間数を減らすことを目指しています。かつては業務の偏りが問題視されましたが、今は互いにフォローし合う文化が根付いています。この結果、以前と比べて大幅に残業時間を削減することに成功しています。試験運用の結果をもとに、制度の効果を検証し、今後の本格導入について検討を進める予定です。
その他の新しい取り組み
さらに、光畑紙店は2025年4月1日より、年次有給休暇とは別に以下の休暇を有給扱いで新設しました。
特に妊婦健診休暇は、妊娠中の女性が受診する際に有給で利用できるため、その健康管理をしっかりとサポートしています。また、育児や介護に関連する新たな休暇制度を整えることにより、社員全体がより働きやすい環境を実現することを目指しています。
さいごに
紙の需要は年々減少していますが、光畑紙店は社員一丸となって頑張り続けます。最終的には、社員が快適で健康に働ける環境を保ちながら、会社として長く続くことを願っています。光畑紙店は、紙製品の販売を通して、人とのつながりを重視し、顧客の課題解決に貢献できる企業を目指しています。
会社概要
- - 社名:株式会社光畑紙店
- - 代表取締役:光畑 壮一郎
- - 所在地:岡山市北区北長瀬本町13-3
- - 設立:1963年7月
- - 事業内容:紙・紙製品の販売
- - 電話:086-255-6788
- - URL:https://www.mitsuhata.jp
この新制度によって、社員が心身ともに健康でいられる環境を作り出し、業務の生産性を高める好循環を実現することが期待されています。