広島の工芸プロジェクト
2026-02-06 17:02:22

広島発、工芸プロジェクト『はなへんろ』の新たな試み

工芸プロジェクト「はなへんろ」の魅力


広島で進行中の特別な工芸プロジェクト「はなへんろ」では、ウェルカムボードの制作が最終段階に突入しています。この作品は、単なる看板であるだけではなく、訪れる人々を温かく迎える、いわば“迎えの文化”を象徴した工芸品です。

現在、全体の80%が完成し、最後の工程に取り掛かっています。このウェルカムボードは、光、素材、そして技術が一体となり、空間を優しく包み込む役割を果たします。藝の異なる技を集結させたこの作品は、金仏壇の伝統技術を基盤に、神楽衣装に用いる金糸刺繍、さらには手漉き和紙の技術が融合しています。

それぞれの技術の調和


それぞれの技術は、主張することなく互いに引き立て合い、静かに空間に“間”を生み出します。金組子が光を柔らかく通し、金糸刺繍が奥行きを与え、手漉き和紙が空気感を作り出します。そして、黒漆と手打ち金具が全体の印象を引き締めます。このように、異なる技術がひとつの目的に向かって集まることで、独特の空間を作りだすのです。

未完成がもたらす工芸の時間


現在、制作は微調整の段階です。光の入り方、刺繍の表情、そして素材同士の息遣いを確認しつつ、細かい仕上げが行われています。工芸はいつも瞬時に終わるものではなく、時間とともにその存在感が生まれてくるものです。このウェルカムボードも、完成を心待ちにしながら、制作過程そのものを大切にしているのです。

文化の境界を越えた新たな試み


「はなへんろ」が何より目指しているのは、伝統技術の継承だけではありません。それは異なる文化や技術が自然に溶け合う空間を提供することであり、訪れる者に新たな気持ちを持って迎え入れるための作品なのです。ウェルカムボードは、訪れる人々が最初に目にする場所に設置され、無言のうちに歓迎の意を示すものとして機能することを意図しています。

この工芸品は、単なる装飾ではなく、小さな建築物のような存在でもあります。

広島から新しい迎賓文化の創出


このプロジェクトは、地域に根差した技術を現代に生かす取り組みでもあり、今後は国内外の空間での展示や設置も見据えています。工芸が日常生活の中で再び息を吹き返す様子を期待しながら、このウェルカムボードが人と場所を柔らかく結びつけ、新しい出会いを創出することを願っています。

完成の日は近づいてきています。どうかお楽しみに!

【はなへんろについて】


「はなへんろ」は、広島に受け継がれる手仕事の技術を現代に再提案し、異なる技術が融合して静かな美を生み出す文化を形成していくプロジェクトです。


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会社情報

会社名
菩提樹
住所
広島市安佐南区伴東4−14−9
電話番号
082-848-9550

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