野菜摂取と健康
2015-11-26 15:56:57
痩せている人は野菜摂取が多い?食事写真分析から見える食生活の実態
調査結果から見る健康的な食生活の真相
最近の健康研究で、肥満と健康の関連が注目されています。特に、食事の内容が体重に与える影響は大きいことがわかっています。ドコモ・ヘルスケア株式会社が提供する健康プラットフォーム「WM(わたしムーヴ)®」では、スマートフォンを通じて提供されるヘルスケアサービスの一環として、管理栄養士の相談サービスが行われています。このサービスは、食事の写真をスマートフォンから送信することで、管理栄養士から専門的なアドバイスを受けられるというものです。
利用実態の分析
この調査は、2015年3月から2023年10月末までの延べ785人の利用データと、6022枚の食事写真を分析対象としました。これにより、食生活の実態や傾向を把握することができました。
1. 利用目的
利用者の目的について調査を行ったところ、ダイエットとメタボ解消が最も多く、半数以上の利用者がこれらの目的でサービスを利用していることがわかりました。自身の健康に真剣に取り組む人々が多いことがわかります。
2. 食事内容
特に注目すべきは、痩せている人ほど野菜の摂取率が高いという結果です。BMIと比較したところ、BMIが低い利用者は、野菜を多く摂取している傾向が見られました。これは、エネルギーが低く、ビタミンやミネラルが豊富な野菜が、ダイエットにも非常に効果的であることを示しています。
また、実際に管理栄養士が行ったアドバイスの中でも「野菜」が最も多く出ており、785回のアドバイスの中で1551回が「野菜」に関するものでした。利用者の食事内容について指摘があり、「全体的に野菜が少なめ」といったアドバイスが多く寄せられたとのことです。
3. 食事時間
平日の食事時間について調査したところ、朝食は午前7時22分、昼食は午後12時39分、夕食は午後7時41分という結果が出ました。特に昼食は12時台前半に集中しており、規則正しい食生活が行われている様子が伺えます。ただし、金曜日の夕食時刻は他の日に比べて少し遅く、会社帰りの飲み会などの影響が考えられます。
利用者の声
実際にこのサービスを利用した方々の声からは、食生活や買い物の意識が変わったというコメントや、遅い時間に食べる罪悪感が減ったといった意見が見られました。ユーザーからは管理栄養士への評価も高く、「栄養士顔負けのすばらしい栄養バランス」と称賛されたという体験談も紹介されています。
サービスの進化
「からだの時計 WM」のサービスも進化を続けており、管理栄養士のアドバイスタイプがイラストから実際の写真と名前に変更され、より親しみやすくなった点も重要です。具体的には、武田美季さんや波多江淳子さんらが在籍し、それぞれ得意な相談内容を持ち、ユーザーの健康的な食生活をサポートしています。
まとめ
ドコモ・ヘルスケアの「からだの時計 WM」は、ユーザーの健康を積極的にサポートするための重要なツールとなっています。特に、痩せている人が野菜を多く摂取しているという調査結果は、私たちの食生活を見直すヒントを与えてくれるものです。これからも、自分自身の食生活を意識し、健康への第一歩を踏み出していきましょう。
会社情報
- 会社名
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ドコモ・ヘルスケア株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿1-19-19恵比寿ビジネスタワー4F
- 電話番号
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