腸内細菌研究と出資
2026-02-25 17:22:47

腸内細菌研究を基にした創薬を進めるメタジェンセラピューティクスへの出資について

腸内細菌研究を基にした革新的な医療の未来



腸内細菌は人体の健康に深い影響を与えることが近年の研究で明らかになってきました。特に腸内細菌叢(マイクロバイオーム)の理解が進むことで、新しい医療や創薬のアプローチが注目されています。その最前線に立っているのが、メタジェンセラピューティクス株式会社です。

メタジェンセラピューティクスの使命



メタジェンセラピューティクスは、順天堂大学、慶應義塾大学、東京科学大学の協力によって構築されたスタートアップで、「マイクロバイオームサイエンスで、患者さんの願いを叶え続ける」という明確なミッションを掲げています。本社は山形県鶴岡市に位置し、腸内細菌叢バンクを基にした治療法や創薬の開発を推進しています。

医療サービス事業



同社の主力事業の一つは腸内細菌叢移植(FMT:Fecal Microbiota Transplantation)を活用した医療サービスです。特に、潰瘍性大腸炎に対する抗菌薬併用の腸内細菌叢移植療法においては、先進医療の特定臨床研究を完了するなど、高い成果を上げています。また、消化器がんやパーキンソン病など、他の病気に対する臨床研究も行っており、患者に希望を提供することを目指しています。

創薬への挑戦



創薬事業においては、潰瘍性大腸炎をターゲットとした経口FMT医薬品の開発が進行中です。2026年には第1相および第2相の臨床試験を開始する予定で、この成果が実用化されることによって、より多くの患者に利便性の高い治療法がもたらされるでしょう。

出資の背景



先日、グローバル・ブレイン株式会社が運営するCanon MJ MIRAI Fundがメタジェンセラピューティクスに資金提供を行ったことが発表されました。グローバル・ブレインは、メタジェンセラピューティクスの既存の事業と、その実行力のある経営陣を高く評価しています。この出資を通じて、キヤノンマーケティングジャパン株式会社との連携が強化され、腸内細菌医療の普及とメタジェンセラピューティクスの成長が期待されています。

企業の信頼性と実績



メタジェンセラピューティクスは2020年に設立され、その成長ペースは目覚ましいものがあります。代表取締役社長の中原拓氏は、マイクロバイオームの科学的知識を実用化し、患者のニーズに応えるための取り組みを続けています。加えて、グローバル・ブレインは1998年から活動を続けるベンチャーキャピタルとしての経験があり、今後の展望に強い信頼を寄せています。

最後に



腸内細菌研究に基づく医療は、今後ますます重要性を増す分野です。メタジェンセラピューティクスが提供する新しい医療サービスや創薬の可能性は、患者にとっての希望の光となることでしょう。今回の出資は、それらの夢を実現するための大きな一歩です。今後の進展に目が離せません。


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会社情報

会社名
グローバル・ブレイン株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
電話番号

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