株式会社ロッテが人気ガム「イブ」と「ドナ」を復活させる新たな時代の香り

懐かしの香りが再び：ロッテが届ける「イブ」と「ドナ」

株式会社ロッテが人気チューインガム「イブ」と「ドナ」を2025年8月19日に復刻発売することが決定しました。1970年代、80年代に愛されたこれらのガムが、38年ぶりに時を越えて私たちのもとに戻ってくるのです。この試みは、香りと味わいが持つ力を再発見する素晴らしい機会となるでしょう。

「イブ」の特徴

「イブ」は、1972年に初めて登場し、「香水ガム」として多くの人に親しまれてきました。キンモクセイの香りを基盤に、ローズやジャスミンが加わった華やかな香りは、発売当初の風味を忠実に再現しています。昨年の復刻版は予想以上の人気を博し、販売計画の220パーセントを達成。多くのファンから「再度販売してほしい」との要望が寄せられました。

特に印象的だったエピソードは、大好きだった「イブ」の思い出を持つ夫婦が、あの懐かしい味によって会話が盛り上がり、その様子を見た10代のお嬢様も試してみたくなったというものでした。この瞬間から、ガムは単なるお菓子ではなく、思い出を共有し会話につながる媒介だということに気づかされました。

38年ぶりに復刻する「ドナ」

一方、1983年に登場した「ドナ」は、ローズの香りにジャスミンを加えた魅惑的なフレーバーが特徴です。このガムも多くのファンからの復刻希望を受けて、今回新たに生まれ変わります。「ドナ」のパッケージは、ピンクを基調にしたレトロかわいいデザインで、より多くの世代に親しみやすくなっています。

かつての流行を今に伝える「ドナ」は、香りだけでなく、デザインにも特別なこだわりが詰まっています。懐かしさと新しさが共存するパッケージは、手に取った瞬間に「かわいい」と感じられる仕上がりです。発売当初の良さを活かしつつ、現代の感性に合ったおしゃれさも演出しています。

香りが織り成す世代を越えた絆

ロッテのマーケティングチームは、「香りがつなぐ思い出と世代」というコンセプトを持って、この復刻プロジェクトを推進しています。最近、家族や友人とのコミュニケーションが減少していると感じる方が多いのが現状です。特別な香りをきっかけに、同じ話題で繋がる体験を提供することが、この商品の一つの目的です。

「イブ」や「ドナ」を通じて、あの頃の思い出が蘇り、家族や友人との会話が自然と増えていくことでしょう。どこか懐かしいが新しい、そんな体験が皆様を待っています。2025年8月19日、ぜひお楽しみに！