在宅医療ニーズに応える新アプリ『CrossLog』が登場

在宅医療を支援するアプリ『CrossLog』の正式リリース

新型コロナウイルスの影響で需要が高まりつつある在宅医療。今回は、この領域で医療従事者の支援を目的とした新しいアプリ『CrossLog（クロスログ）』の正式リリースをご紹介します。2020年4月7日に発表されたこのアプリは、訪問診療や訪問歯科、看護ナースステーションなど、多様な医療機関のスケジュール管理を効率化することを目指しています。

在宅医療におけるスケジュール管理の課題

訪問医療に従事する医師や看護師たちは、患者と向き合う時間を確保するために、スケジュール作成に多くの労力を割いています。従来の方法では、紙やExcelを使って管理を行うため、時間がかかり、手間も大きいのが実情です。『CrossLog』は、これらの課題を解決するために開発されました。

効率化されたスケジュール管理

このアプリを使用すると、訪問診療に必要な医師の予定や患者様のデイサービスのスケジュールを一元管理できるようになります。自動化されたチェック機能により、従来は多くの時間を要していたスケジュール確認が大幅に短縮されます。これにより、医療従事者が患者と過ごす時間を増やすことが期待できるのです。

さらに、作成したスケジュールは、手軽にExcel形式でダウンロードし、編集・印刷も容易に行えます。これにより、手作業によるミスや手間が減少し、スケジュール作成がスムーズになります。

モバイル連携機能

また、Googleマップとの連携により、患者様宅の位置情報を登録し、移動スケジュールを可視化することが可能です。移動時間に関するアラート機能も備えており、効率的な時間管理が実現されます。

ケーススタディ：すまいる歯科クリニック

『CrossLog』の導入事例の一つとして、福岡県南区にある「すまいる歯科クリニック」が挙げられます。このクリニックでは訪問歯科診療に力を入れており、導入によりスケジュール作成時間が平均1週間から2日間に大幅に削減されたとの報告があります。

すまいる歯科の責任者は、「施設への報告書類の出力機能も簡単で非常に便利です」とその利便性を語っています。これにより、同クリニックはより多くの患者に質の高いサービスを提供できるようになりました。

結論と今後の展望

新型コロナウイルスが未だ収束を見せない中、医療従事者の多忙さは増しています。そのため、『CrossLog』のような利便性の高いツールは、これまで以上に求められています。このアプリが、医療従事者の負担軽減に寄与することを願いつつ、今後の進展が楽しみです。

公式サイトでは、サービスの無料お試しも提供されていますので、この機会にぜひ体験してみてはいかがでしょうか。