人的資本経営時代の持続可能な働き方を探求するイベント開催

人的資本経営時代の持続可能な働き方を考える

2023年は、日本国内での「人的資本開示」が形式的には進展した年でしたが、その実態には問題点も見受けられました。こうした状況を打破するために、SP総研が新たに出版した書籍、【最新のHRテクノロジーを活用した人的資本経営時代の持続可能な働き方】が、その糸口となることを目指しています。これまでに、日本ではHRテクノロジーとキャリア論の両方を取り扱った書籍は存在しませんでしたが、今回の作品はそのギャップを埋める重要な一冊といえるでしょう。

出版記念イベントの開催

この書籍の出版を祝うイベントが、2024年3月15日に東京・渋谷で行われる予定です。開催場所は、渋谷TRUNK(HOTEL)の別館「MORI」。これまでに多くのメディア関係者や業界の専門家からの参加が見込まれ、すでに100名を超える参加者が名を連ねています。特別招待枠は完売していますが、一般参加者枠はまだ若干の残席があるとのことです。

イベントでは、「人的資本開示」がどのように進化し、企業や個人にどのように寄与できるのかというディスカッションが行われます。参加者同士が積極的に情報交換し、ネットワーキングを図る機会も提供されるため、多様な視点を得られるチャンスと言えます。

参加者の声

このイベントには、さまざまな専門領域の著名人が参加予定です。人的資本経営に対して強い関心を持っている方々が集結し、一筋縄ではいかない現状を打破するための知恵を出し合うことが期待されています。特に、人的資本の核となる「スキル」の可視化に取り組んでいる企業の代表者や、キャリア自律を促進する活動をしている関係者が多く参画することが、今後の人的資本経営に向けた大きな一歩となることでしょう。

今後の取り組み

このイベントを足がかりに、SP総研は「持続可能な働き方」をテーマにした他のイベントや活動も計画していくと発表しています。これは、日本の労働環境の改善に向けた持続的な取り組みを深化させるための重要なステップです。人的資本経営のベストプラクティスの共有や、新たなHRテクノロジーの導入に関する情報は、参加者にとって非常に価値のあるものとなるでしょう。

最後に

SP総研の代表取締役であり、人事ソリューションのエヴァンジェリストである民岡良氏は、企業が今後どのように人的資本を形作り、持続可能な働き方を実現すべきかについて深い見解を持っています。これからの時代、企業は人的資本に基づいた経営を行うことが不可避であり、今回の取り組みはその第一歩であると信じられています。成功の鍵は、個人と企業の双方にとってのウィンウィンの関係を確立することです。

このイベントへの参加を通じて、多くの人が「人的資本」に対する理解を深め、持続可能な働き方の実現に向けて意識を高めていくことを期待します。