日本の未来を切り拓く医療と宗教の対話、特別イベント開催

日本は超高齢社会に突入し、医療や宗教といった領域において新たなパラダイムシフトが求められています。そんな中、著名な医療政策の提案者である長谷川敏彦氏と、宗教学の第一人者として知られる鎌田東二氏が、共著『超少子・超高齢社会の日本が未来を開く医療と宗教のパラダイムシフト』を出版しました。二人の親友であり、長年にわたり別々の学問領域で活躍してきた両氏は、鎌田氏がステージ4のがんを患った際にこの本を執筆することを決意しました。

このたび、VOOX Future Labの初回イベントとして、彼らの対話を中心にした特別なイベントが開催されることが決定しました。テーマは「ケアとこころの未来をつむぐー医学と宗教学の対話」です。具体的な日時は2025年1月25日（土）の15時から18時、場所は港区北青山のMoon Creative Labです。定員は70名ですので、興味がある方はお早めにお申込みください。

イベントの流れは以下の通りです。

- はじめに: 主旨説明（日渡健介）
- 第一部: 長谷川敏彦氏パート（15:10-15:35）
- 第二部: 鎌田東二氏パート（15:35-16:00）
- 第三部: 長谷川氏×鎌田氏の対談、質疑応答（16:00-16:45）
- 神道ソングライブ、おわりに（16:45-17:00）
- 休憩（10分）
- 懇親会（17:10-18:00）

長谷川敏彦氏は大阪大学医学部を卒業後、米国にて外科専門医としての研修を受け、ハーバード大学公衆衛生大学院を修了しました。厚生省で「がん政策」や「寝たきり老人ゼロ作戦」を立案し、その後は医療政策に関わる専門家として多くの影響力を与えてきました。さらに、未来医療研究機構を設立し、過去40年の医療制度改革の歴史を分析した著作を通じて、国民の健康な生活を支える考え方を広めています。

一方の鎌田東二氏は、1951年に生まれ、宗教学と哲学を専攻しながら、宗教表現を追求してきた多彩な活動家です。主著には『神界のフィールドワーク』や『南方熊楠と宮沢賢治』などがあります。また、神道ソングライターとしても、この世に強いメッセージを送る楽曲を多数世に送り出しています。

この対談イベントでは、医療と宗教、さらにはケアとこころの未来についての深い対話が展開される予定です。両氏の豊富な経験と知見をもとに、新たな視点が生まれることでしょう。この貴重な機会をお見逃しなく！

また、参加費は一般3,000円、学生2,000円、懇親会参加者は1,000円が必要です。イベントの詳細については、こちらからお申込みできます。

この特別イベントは、VOOX Future Labの活動の一環として行われます。このラボでは、現代社会における革新的な知識や対話の場を提供し、新しい時代における教養の形を提案しています。すべての人に開かれたコミュニティとして、今後の活動にもぜひご注目ください。