新たなEC売上改善ツール「中山式KPIメソッド」の登場とその効果

EC売上の新時代を切り開く「中山式KPIメソッド」

2023年6月5日、株式会社シナブルは新サービス「中山式KPIメソッド定着化パッケージ」を市場に投入しました。このサービスは、特にECサイトを運営する小売業者向けに設計され、元千趣会執行役員の中山茂氏がその知見を提供します。コロナ禍がもたらした小売業界の変化を背景に、オンラインでの売上を伸ばすための新しいアプローチが求められています。

なぜ今、EC売上の向上が求められるのか？

いま、小売業者はEC売上の拡大に注力せざるを得ない状況にあります。アフターコロナやウィズコロナの社会では、厚生労働省が推奨する新しい生活様式の下、外出を控える消費者が増え、通販の利用が盛んになっています。しかし、ECを強化しようと考える小売業者の中には、実際には思うように売上が伸びない、新しい顧客へのアプローチがあまりできないといった課題を抱えるところも多いのです。そこで、この新サービスは、具体的な解決策を提供することを目的としています。

中山式KPIメソッドとは？

「中山式KPIメソッド」は、中山氏が長年の経験をもとに構築した手法で、ECサイトの売上算出に必要なKPIs（重要業績評価指標）を可視化するものです。本サービスでは、すでに存在するチェック項目に基づき、実店舗と同じ基準でECサイトを評価します。その結果、売上改善に必要な本質的な課題を明確にし、収益を上げるための施策の立案や実行を支援します。また、KPIを戦略に基づいて俯瞰できるフォーマットが提供され、収益の改善に向けた具体的なアクションをとりやすくなっています。

中山茂氏の背景と知見

中山氏は、1996年にダイヤルアップ接続を利用してベルメゾンネットを立ち上げ、その成長を実現した立役者です。初めは年数十万円の売上から、2008年には売上700億円を達成。その後もお花専門サイトの運営や千趣会のEC部門・マーケティング部門を担当してきました。彼の歩みは、多くの小売業者にとって貴重な示唆を提供してくれるに違いありません。