神戸ワインの新たな幕開け
2024年2月、一般財団法人神戸農政公社と白鶴酒造株式会社は、「神戸ワイン」に関する製造・販売事業の継承について基本合意に达し、事業継承に向けた協議を始めました。そして、2024年10月7日、事業譲渡契約が正式に締結され、神戸の地域ブランド「神戸ワイン」の新たな一歩が踏み出されました。
地元のブドウ生産者との協力
1983年から続く歴史あるこのブランドは、今後も地元神戸のブドウ生産者との連携を強化し、高品質なワインの製造を目指していく方針です。ブドウ生産者への支援を通じて生産数量を向上させるとともに、日本産ぶどう100%の国産ワイン製造にも力を入れ、事業の幅を広げる狙いがあります。
事業継承の詳細
状態としては、事業継承日は2024年12月1日を見込んでいます。具体的な事業の内容は以下の通りです:
- - 神戸農政公社は、神戸産ワイン用ブドウの栽培支援及び生産者からの買取りを継続します。
- - 白鶴酒造は、神戸産ワイン用ブドウを原料としてワイン、ブランデー、リキュールなどの製造・販売を行います。
- - さらに神戸市は、神戸産ワイン用ブドウ栽培農家の支援を通じて農業の振興を続けていくとのことです。
いま注目の日本産ワイン
近年、注目を集める日本産ワイン市場において、神戸ワインはその中でも特に期待される要素を持っています。消費者が地元産の製品に対する関心を高める中、地元神戸のブドウを使用したワイン造りは、地域の魅力をさらに高めるでしょう。白鶴酒造の多岐にわたる事業展開により、国内外の市場でも神戸ワインが注目されることが予想されます。
お問い合わせ先
この事業譲渡に伴い、一般の方からの問い合わせは白鶴酒造のカスタマーサービスが対応します。問い合わせは、078-856-7190(休祝日を除く月~金 9:00~17:00)まで。また、詳しい情報は白鶴酒造の
公式ホームページもご覧ください。
神戸ワインの新たな展開が、地域のブドウ農家や消費者にどのような影響を及ぼすのか、今後の動向から目が離せません。