無料講演も盛りだくさん！東京でコールセンター業界の未来を探るイベント開催

コールセンター/CRM デモ＆コンファレンス 2024 in 東京

2024年の秋、東京都池袋にあるサンシャインシティ・文化会館ビルにて、注目のビジネスイベント「コールセンター/CRM デモ＆コンファレンス 2024 in 東京」が開催されます。日時は11月21日（木）と22日（金）の2日間。主催は株式会社リックテレコムとインフォーママーケッツジャパン株式会社で、今回は25回目の記念企画として特に注目されています。このイベントでは、業界の最前線から最新動向を学べるセミナーが用意されており、過去25年の軌跡を振り返る内容も盛り込まれています。

セミナー内容と基調講演

2日間にわたって実施されるセミナーの数はなんと100を超え、事前登録も無料で行えるため、参加のハードルが下がっています。基調講演のテーマは「カスハラ」と「生成AI」。これらは、今日のコンタクトセンター業界において、大きな課題であると同時に機会でもあります。識者がそれぞれの見解を述べ、事例企業の取り組みを紹介するセッションが予定されています。

特に注目すべき講演は、東洋大学と東京ガスカスタマーサポート、クリエイトキャリアが共同で行う「カスハラ対策最前線2024」です。この講演では、カスタマーサポートの現場を守るための体制やルールをどのように構築していくかが討議されます。また、日本電信電話の講演では、生成AIがどのようにヒューマニティを育む技術として進化しているのかに迫ります。

記念企画と未来のコンタクトセンター

今回のイベントは、ただのセミナーにとどまらず、「コールセンター/CRM デモ＆コンファレンス in 東京」の25回目を祝う特別な企画も実施されます。これに合わせて、カスタマーサービス部門の「現在」「過去」「未来」を検証する内容が盛りだくさんです。

例えば、「コールセンター白書」に見る過去25年の変遷を振り返りながら、業界の「今」を知る講演や、日本のコンタクトセンターがこれから向かうべき方向性を探る「伝説のセンター長会議」など、刺激的なセッションが目白押しです。さらに、5年後のリーダーズセッションとして、CRMやCXをふまえた未来のコンタクトセンターの在り方を占う企画もあります。

人材育成と新たな顧客接点

2024年のコンタクトセンターが直面する課題に対しては、特別講演「ベストプラクティスに学ぶ」において、先進企業の事例を通じたパネルディスカッションが行われます。人手不足や人材育成、シニア対応といったテーマが議題に上がります。特に、業務効率化と顧客体験（CX）向上の両立を目指すセッションは、今後の指針となるでしょう。

カスタマーサクセス部門やカスタマーサポートと呼ばれる新たな顧客接点の組織において、「真のシナジー」を強調する講演も注目されます。