TBWAが2024年グローバル・エージェンシー・オブ・ザ・イヤーに選出
TBWA Worldwideが、米国の広告・マーケティングに関する権威ある雑誌『ADWEEK』から2024年の「グローバル・エージェンシー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。これは、TBWAが持つ広範なグローバルネットワークの充実度と質の高さが高く評価された結果です。
この受賞にあたり、特に評価されたのがAIプラットフォーム「Collective AI」の導入です。これは、テクノロジーを活かすことで人間のクリエイティブな側面を強化し、よりインパクトのある施策を実現することが目的です。この新しいアプローチによって、TBWAはクライアントの未来において成功を収める手助けをしてきました。
2024年のビジネスプランには、200の新規クライアントを迎え入れ上位20社との関係を維持することが含まれています。また、同年には70%のクライアントが成長を実現する見込みです。TBWAのプロジェクトは、11,000人のクリエイティブな人材たちによって生み出され、これまでにも多くの国際的な賞を受賞しています。特に、Appleの『Fuzzy Feelings』はエミー賞を受賞し、日本マクドナルドの『No Smiles』キャンペーンはカンヌライオンズ金賞を獲得するなど、著名な成果が続いています。
さらに、日本市場においてもTBWAはCampaignによってエージェンシーオブザイヤーに12度目の選出を果たしました。これは業界内での卓越した実績を物語っています。
ADWEEKのエグゼクティブエディター、Alison Weissbrot氏は、TBWA Worldwideが2024年に展示する創造性と革新性が世界中で大きな影響を与えていると述べています。クライアントのビジネス成功に寄与するために、グローバルな戦略と地域に根ざしたアプローチを巧みに組み合わせている点も高く評価されました。
TBWA WorldwideのCEO、Troy Ruhanen氏は、自身がCEOとしての10年の節目にあたる2024年にこの栄誉を受けたことを誇りに思うとコメントしました。彼はクリエイティビティの追求がクライアントにとって真に価値ある結果をもたらすものでなければならないと強調し、TBWAのオリジナルメソッドであるDisruption®がクライアントのビジネスにとって有益であると信じています。
また、彼は新しく指導の役割を担うErin Riley氏を迎えることにも期待しています。
TBWAは、「The Disruption Company®」として知られ、無限の可能性を秘めたクリエイティブな集団です。既存の枠組みにとらわれることなく文化をリードするブランドプラットフォームを提供しています。この独自のDisruption®という手法を通じて、世界のトップブランドの構築に貢献しています。TBWAは、2019年から2023年にかけてFast Companyによる「世界で最も革新的な企業」にも選出され、ADWEEKやAd Ageの同様の賞も受賞しています。
TBWAは、40カ国以上に展開し、11,000人以上のクリエイティブな人材を擁しています。グローバルクライアントにはアディダスやアップル、ゲータレード、日本マクドナルドなど名だたる企業が名を連ねています。TBWAは、オムニコムグループの一員としてもその存在感を示しています。