Clarisが導入した日本独自の技術者試験
米国カリフォルニア州に本社を持つClaris International Inc.は、19XX年に設立されて以来、ローコード開発プラットフォームに特化してきました。2024年9月10日より、Claris FileMaker技術者試験「Expert Developer (CFED-3)」を、日本独自の試験として新たに導入しました。この試験は、世界的な教育サービス企業であるピアソンVUEが提供するコンピュータ・ベースド試験(CBT)によって実施されます。
Claris技術者試験の概要
Claris技術者試験は、日本国内でClarisが監修し、ピアソンVUEがテストを提供する新たな評価システムとなっています。受験者は、Clarisプラットフォームに関する知識と実践的なスキルをテストされ、その結果を通じて自己の能力を証明することが可能です。受験形態は、ピアソンVUEテストセンターでの対面受験や、オンライン監督のOnVUEを利用した試験が選べます。
さまざまなスキルレベルに対応した試験プログラム
Clarisでは、Expert Developerの他にも、さまざまな技術者のニーズに応じた複数の試験を展開する予定です。以下は今後提供予定の試験の概要です:
1.
Basic Developer (CFBD-1) : 基礎的な知識で業務上の課題を解決するカスタムアプリを作成。
- 試験時間: 60分
- 受験料: 6,600円(税込)
- 配信開始予定: 2024年冬
2.
Advanced Developer (CFAD-2) : 職場での共有利用を考えたカスタムアプリ制作に関する実践的技術を証明。
- 試験時間: 60分
- 受験料: 12,100円(税込)
- 配信開始予定: 2024年冬
3.
System Admin (CFSA-4) : Claris FileMaker ServerまたはClaris FileMaker Cloudの導入・管理に関する知識を証明。
- 試験時間: 60分
- 受験料: 12,100円(税込)
- 配信開始予定: 2025年春
合格者にはデジタルバッジを提供
試験に合格した技術者には、Credlyからのデジタルバッジが授与されます。これにより、受験者は自分の資格や習得した知識を簡単に証明することができ、ソーシャルメディアでの共有や履歴書への記載が可能です。これには、職場などでのキャリアアップを図る上でも非常に役立つと言えるでしょう。
Clarisカンファレンス2024での特典
さらに、2024年11月13日から15日まで開催される「Clarisカンファレンス2024」に、Claris FileMaker技術者試験のExpert Developerに合格した方が来場すると、デジタルバッジと同デザインのオリジナルピンバッジがプレゼントされる特典も用意されています。このカンファレンスは事前登録制で無料で参加できます。
まとめ
Clarisによるこの新しい技術者試験の導入は、専門的な技術者が自分のスキルを客観的に評価され、さらなるキャリアアップを目指すための重要なステップです。受験者は自分の能力を証明するチャンスをつかみ、新たなビジネスチャンスを得ることができるのです。この機会に、ぜひClaris技術者試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。