名建築の再生
2025-05-30 12:50:03

名建築を宿泊資産として再生。kessakuが大規模増資を実施しプロジェクト拡大へ

株式会社kessakuは2025年5月、THESEED3号投資事業有限責任組合との間で、Pre-series Aラウンドの一環として3000万円を調達する第三者割当増資を実施しました。この資金調達により、kessaku関連プロジェクト全体の累計資金流入総額は1億円を超えました。

この増資の背景には、現在日本各地で名建築とされる文化財や歴史的建物の老朽化が進み、解体や空き家化が社会問題となっていることが挙げられます。kessakuはこの問題に立ち向かい、これらの名建築を“宿泊できる文化資産”として再生することを目指しています。世界中の人々がそれらの名建築を利用・運用できる形に変革し、次世代にその価値を引き継ぐことが同社のミッションです。

kessakuのプラットフォームは、ただの宿泊施設として名建築を利用するだけでなく、それらの建物の文化的価値を収益化し、持続可能な方法で保全することも目指しています。これにより、宿泊体験を通じて魅力を発信し、地域の観光資源としての活用も推進する新たな社会インフラを構築することを計画しています。

今回の増資によって、以下の取り組みがさらに加速することでしょう。
  • - 旧宿場町や城下町、旧街道沿いの名建築を対象とした新規プロジェクトの展開
  • - プロジェクトにおける設計・施工・運営体制の強化
  • - 海外投資家や宿泊客に向けた情報発信とインフラ整備
  • - 地域社会とのコラボレーションを通じた持続的な観光資源化
このような取り組みを通じて、kessakuは名建築を中心にした価値創造を続けていきます。

具体的には、これまで岡山県矢掛町や富山県南砺市など、文化的背景の深い地域において国内外のオーナーと連携し、名建築再生プロジェクトを展開してきました。現在進行中のプロジェクトとしては以下のものがあります。
  • - 岡山県矢掛町「旧山陽道の宿場町に佇む豪商の邸宅」2026年1月開業予定
  • - 富山県南砺市「屋敷林を有する明治2年築の伝統的古民家」2026年5月開業予定

さらに今後、京都府京都市の「壬生の灯町家」や石川県金沢市、静岡県熱海市を対象とした新たなプロジェクトが進行していく予定です。

kessakuは、名建築に新たな価値と運用の可能性を与え、次世代にその文化的遺産が継承されるよう努めています。借りる側もオーナーもが満足できる形で、名建築が持つ本来の美しさと価値を未来へと引き継いでいくことが期待されます。

株式会社kessakuは、東京都渋谷区に本社を構え、歴史的建築の保存とホスピタリティ資産としての活用を目指しています。

公式サイトはkessaku.comです。有効な社会インフラとして、名建築の価値再生に今後も注目が集まることは間違いありません。


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会社情報

会社名
株式会社kessaku
住所
東京都渋谷区恵比寿西2丁目4番8号ウィンド恵比寿ビル8F
電話番号

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