将棋棋士のAI戦略
2026-03-16 12:35:25

AI時代に挑む将棋棋士たちの思考と戦略を探る新刊発売

将棋界は今やAIと深く結びついた時代を迎えています。2026年3月16日に発売される新刊『将棋棋士 私の戦い方AI時代を勝ち抜くために』では、藤井聡太竜王や名人などのトップ棋士が、自身の戦い方やAIとの向き合い方について語ります。この書籍は、将棋ファンだけでなく、AI技術に興味がある方にも特におすすめです。

将棋AIの歴史は1974年にまでさかのぼります。当初は、AIが人間に勝てる日は遠い未来のことだと思われていましたが、技術の進化により2017年には名人に勝利するまでになりました。この歴史的瞬間は、AIが人間を超える存在になったことを証明しました。

AIを用いた将棋研究は現在では常識となり、プロ棋士たちはAIを駆使して研究を進めています。この流れの中で、将棋 Federationとマイナビ出版がコラボレーションし、AIを活用した新しい観戦サービス「棋神チャット」が提供開始されました。このサービスは、対局中の局面をリアルタイムで解説し、初心者にも分かりやすく将棋を楽しめる環境を提供します。

書籍には特別インタビューとして、藤井聡太竜王・名人が登場し、彼の考える「対応力と地力」について深く掘り下げています。さらに、各棋士の考え方を紹介するセクションも充実しています。たとえば、中村太地八段は「ギアを上げて高い位置へ」と表現し、広瀬章人九段は「いちから鍛え直す」と語ります。また、佐藤天彦九段は、自身の内部的な変化について語るなど、棋士それぞれのスタンスが新たな視点を提供します。

本書ではAIとの関係性についても言及されています。千田翔太八段は「AIのいい使い方」として、まだ最適解が確立されていない現状を語り、データベース化が最適とは限らないと述べています。これは、将棋界におけるAIの利用がまだ黎明期にあることを示しています。

また、他の棋士たちもさまざまな視点からAIとの関係を探求しています。増田康宏八段や稲葉陽八段、高見泰地七段などがそれぞれの思考や戦略を語り、AIが棋士としての成長にどう寄与しているのかを映し出しています。特に、藤本渚七段は「自分が納得できる強さ」を追求する姿勢を見せ、青嶋未来七段は「わかってきた自分らしさ」を大切にしています。将棋界の思考の一端を知る絶好の機会となるでしょう。

AIとの共存が進む中、将棋棋士たちがどのように自己を常にアップデートし、新たな挑戦に立ち向かっているのか。自らの戦術を持ち寄る棋士たちから、多くの学びとインスピレーションを得ることができる一冊です。


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