地域一体型オープンファクトリーイベント「FactorISM-アトツギたちの文化祭-」2024開催決定

大阪・関西万博を控えた新たな取り組み「FactorISM」

2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、地域に根ざしたオープンファクトリーイベント「FactorISM-アトツギたちの文化祭-」が2024年も開催されることが決定しました。このイベントは、地域の企業が参加し、普段は見ることのできない工場のものづくりの現場を一般公開する、地域一体型の文化祭のようなイベントです。

この「FactorISM」は2020年にスタートし、当初は35社の参加から始まりましたが、今年は91社と大規模に拡大しました。主催は「FactorISM実行委員会」で、その所在地は大阪府八尾市です。イベントのテーマは「こうばはまちのエンターテイメント」、地域の皆様や来場者とともに作り上げることが重要視されています。

今年の特徴

2024年のオープンファクトリーイベントでは、大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーの中島さち子氏をゲストとして迎え、トークイベントも開催予定です。この取り組みは年々進化しており、参加者には特別な体験を提供することを目指しています。

記者発表会が2024年10月15日（火）に行われ、状況を詳しくお伝えする機会も設けられるため、ぜひ取材を検討していただきたいです。

開催概要と日程

2024年10月24日から27日の間、八尾市を中心として、さまざまな業種の企業が参加します。鉄鋼、樹脂、繊維、食品、化学など多岐にわたる製造業が、一般の方々を招いてものづくりの魅力を伝えます。

特に目玉となるのが、アートプロジェクト「LIVEISM-生きるが醸す-」の展示です。このプロジェクトでは、町工場の端材などを使ってアート作品を制作し、それを町工場で展示します。来場者は、実際の工場の環境でアートを体感する貴重な機会を得ることができます。

開催スケジュール

- オープニングイベント：2024年10月24日（木）15:00～19:20（交流会19:20～19:50）
- レポート- 2024年の風景や来場者の体験談も整理してお伝えする予定です。

企業参加と地域貢献

FactorISMには91社の企業が参加し、各企業の技術や製品を実際に見て、触れる絶好の機会です。これまで隠れた素晴らしいものづくりの技術を目の当たりにすることで、地域の活性化にも寄与する重要なイベントです。

この地域の企業が失われた文化や技術を守りつつ、未来につなげる取り組みを行っています。今後、このようなオープンファクトリーイベントが地域に与える影響は計り知れず、持続可能な発展につながることでしょう。

参加企業のリスト

具体的な企業名もご紹介する予定です。参加企業の中には、八尾金網製作所や友安製作所、カネエム工業など、さまざまな業種が揃っています。これは地域の技術力の高さを象徴するもので、安心して来場してください。

「FactorISM」はただのイベントではありません。地域の資源を活かし、製造業の未来を見据えた一大プロジェクトです。この機会に、多くの方々に「ものづくり」を体験していただき、地域産業の新たな魅力を再発見してほしいと思います。