三陽商会が春にぴったりな新商品『100年コートトレンチジレモデル』を発表

三陽商会、新作ジレを発表

春から初夏の装いにぴったりな『100年コートトレンチジレモデル』が、三陽商会のコート専業ブランド「SANYOCOAT」から登場しました。この新商品は、軽やかなデザインと高品質な素材を融合させた一着で、2025年3月5日から販売開始されます。国内の自社工場で生産されるクオリティの高いコートは、これからの季節において、おしゃれな羽織りとして重宝されることでしょう。

製品の特長

『100年コートトレンチジレモデル』は、本格的なトレンチコートの特徴を取り入れつつも、カジュアルにも使えるバランスを追求しています。また、中空糸を使用した独自の生地は、軽量化されているため、着心地も快適です。既存の『100年コート』と比較して約30％軽量に仕上げられており、背面のアンブレラヨークやエポレットなどの余分な仕様を省くことで、さらなる軽やかさが実現されています。

デザインは、長めの着丈と自然なAラインシルエットを採用。エレガントなドレープ感を演出し、美しい羽織り方が楽しめます。これにより、スタイルも自分らしく表現できるのです。

開発背景

三陽商会は、気候変動や消費者のニーズに応えるため、春物の需要期間を従来の3カ月から2カ月に短縮し、新たな商品開発を進めています。これに伴い、スプリングコートの生産数を抑制しながらも、ジレやショートコート、ブルゾン類の品そろえを強化。シーズンごとのトレンドに合わせた商品展開を行うことで、消費者の実需に基づくニーズに精細に応えています。

日本の技術を生かして

生産は、青森県七戸町にある「サンヨーソーイング青森ファクトリー」で行われており、ここは56年の伝統を誇るコート専業工場です。製品はすべて国内で縫製され、高度な技術力で仕上げられているため、安心して着用できます。また、襟周りやボタンつけにも職人の手作業が施されており、細部の仕上げにまでこだわりを持っています。