唐津市が取り組む「こどもとミライ」プロジェクト
佐賀県唐津市で、未来を担う子供たちへの支援として、全国で初めて「こどもとミライ」プロジェクトに基づき、マイボトルへの給水が可能なウォーターサーバー「ウォータースタンド」が設置されました。このプロジェクトは、2024年の9月20日までに、地域の12の施設に設置される予定です。これにより、安全で安心な飲み水の提供を実現し、同時にワンウェイプラスチックボトルの削減を目指します。
取り組みの背景
近年、夏の暑さが厳しくなっている中で、熱中症の予防が重要な課題となっています。また、環境保護の観点からも、プラスチックごみの削減が求められています。ウォータースタンド株式会社は、これらのニーズに応えるため「こどもとミライを応援するサーバー」の設置を決定。マイボトルを持参した市民は、どなたでも無料で給水ができます。
設置される施設
今回、ウォーターサーバーが設置される12の施設は以下の通りです。
- - 鏡山第1放課後児童健全育成施設
- - 鏡山第2放課後児童健全育成施設
- - 長松放課後児童健全育成施設
- - 西唐津放課後児童健全育成施設
- - 久里放課後児童健全育成施設
- - 大志放課後児童健全育成施設
- - 浜崎第1放課後児童健全育成施設
- - 浜崎第2放課後児童健全育成施設
- - 厳木放課後児童健全育成施設
- - 唐津市子育て支援情報センター
- - 唐津市子育て支援センター(キッズルーム)
- - 唐津市立若竹保育所
これらの施設は、地域で子供たちが安全に育つための場所です。ウォーターサーバーの設置により、子供たちがいつでも水分補給できる環境が整います。
環境教育の一環として
唐津市とウォータースタンド株式会社は、2023年に「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結しました。この協定により、プラスチック製品の使用抑制を図り、市民や事業者との連携を強化していきます。ウォータースタンドの水は水道水を活用し、環境に配慮した取り組みを進めることで、プラスチックごみの削減に寄与します。
結論
この取り組みは、単に給水の便宜を図るものだけではありません。子供たちへの未来への投資であり、環境への考慮を表すものです。ウォータースタンドは今後も地域の自治体や企業と協力し、持続可能な未来に向けた活動を続けていく予定です。今後、唐津市がどのようにこの取り組みを発展させていくのか、目が離せません。