株式会社COMPASS、教科書ポータル「EduHub」への参画を発表
東京都文京区を拠点とする株式会社COMPASSは、一般社団法人こども未来教育協議会に参加し、現代のデジタル教育の進化に寄与することを決定しました。これは、際立ったデジタル教科書と教材環境を築くための重要なステップであり、子どもたちに質の高い学習体験を提供するための取り組みです。
デジタル教科書認定の重要性
最近、令和7年2月14日に実施された中央教育審議会による中間まとめ案では、デジタル教科書を従来の紙の教科書と同様に認める方針が示されました。これは教育現場においてデジタル学習ツールの選択肢を大いに広げるものです。COMPASSは、デジタル教科書と教育内容がシームレスに連携することが、子どもたちの「個別最適な学び」を可能にする鍵であると考えており、これを実現するために努力を続けています。
AI型教材「キュビナ」の役割
COMPASSが提供するAI型教材「キュビナ」は、児童生徒それぞれの習熟度に基づいて問題を出題し、個々の学習スタイルに応じた教育を可能にします。この「キュビナ 教科書×AIコンテンツ」は2023年11月から順次提供される予定であり、文部科学省の検定基準をクリアした教材に基づいています。今後、こども未来教育協議会との協力を通じて、教科書ポータル「EduHub」との連携を強化し、より効果的な教育資源の提供に努めていきます。
教育DXの実現に向けた協力
「EduHub」は2024年4月から小中学校においてデジタル教科書の本格導入を見据えた教科書ポータルであり、COMPASSはこのプロジェクトに参加することで、デジタル教育の促進と新たなサービスの構築に寄与することを目指しています。主にトッパンなどの企業と協力し、デジタル教科書の導入による教育環境の変革を推進します。
子どもたちを中心とした新たな学びの景色
COMPASSは、約2,300の小中学校で100万人以上が利用する「キュビナ」を通じて、全国の教育現場のアダプティブラーニング(個別最適化学習)の普及に取り組んでいます。これにより、30億件を超える問題が解答されており、子どもたちの知識取得を支援しています。この新しい学習基盤が提供する機会は、チャンスを等しくし、全ての子どもに個別最適な学びを提供することを目指すものです。
未来への期待
COMPASSは今後も、教育シーンにおけるICTの普及と、すべてのお子さまに必要な学びの機会を届けるリーディングカンパニーを目指してまいります。デジタル化が進む教育の新しい潮流の中、COMPASSの取り組みは、教育の未来をもっと魅力的でアクセス可能なものにしていくことでしょう。教育現場で起こる新たな変革に対して期待が膨らみます。