三重県松阪市のサンヒル、クラウド型ワークフロー導入で業務効率化を実現!年間約10,000分の業務時間削減に成功
ベアリングなどの金属・樹脂部品の製造・販売を手掛ける株式会社サンヒル(本社:三重県松阪市、代表取締役社長:松本 将)は、クラウド型ワークフロー「X-point Cloud(エクスポイントクラウド)」を導入し、業務効率化を実現しました。
サンヒルは、従来の紙の帳票による申請業務に課題を抱えていました。申請書の回付に時間がかかり意思決定が遅れる、紙文化が根強くDX推進の障害になるといった問題がありました。これらの課題を解決するため、エイトレッド株式会社が提供する「X-point Cloud」を導入したのです。
「X-point Cloud」は、役職設定や承認ルートの条件分岐を柔軟に設定できること、既存の紙の帳票レイアウトを画面上で簡単に再現できることが評価されました。また、導入後の経費削減効果も期待できることから、サンヒルは「X-point Cloud」を導入することを決断しました。
導入後、サンヒルでは全部署の9部門、全従業員53名に「X-point Cloud」が利用されています。年間1,800回ほどの申請が行われており、従来の紙の申請書では発生していた回付ミスや差し戻しが大幅に減少しました。
特に「購入依頼書」の処理においては、購入金額ごとに最終決裁者が分岐するため、紙の帳票とデジタルデータが混在し処理や保管に課題がありました。しかし、「X-point Cloud」の条件分岐機能を活用することで電子化を実現し、承認後のデータもすべて「X-point Cloud」上に保管されるようになったため、処理の手間が大幅に削減されました。
これらの業務効率化により、サンヒルでは年間約10,000分の業務時間が削減されています。さらに、「X-point Cloud」の導入をきっかけにデジタル化への抵抗感が和らぎ、DXに向けた体制構築も進んでいます。身近な業務である申請業務をデジタル化することで、従業員のデジタル化への意識変革を促し、長年残存していた紙文化を刷新するきっかけとなりました。
「X-point Cloud」とは?
「X-point Cloud」は、直感的操作で誰でも使いやすく、まるで紙のようなフォームなのでスムーズに導入できるクラウド型ワークフローです。ノーコードで運用できるため、現場にも運用者にもストレスなくペーパーレス化、データベース化を同時に実現できます。
稟議をはじめとした申請承認業務の電子化だけでなく、多彩な連携機能と便利な検索・集計機能により、業務を効率化し、スピーディーな経営に貢献します。
サンヒルの概要
サンヒルは、三重県松阪市に本拠を置く、機械の軸をなめらかに回転させる部品である「ベアリング(軸受)」を中心に、金属・樹脂製品の製造販売を手掛ける企業です。海外事業にも注力しており、中国やベトナムにも現地法人を有するなど、強固な海外ネットワークを構築しています。
エイトレッドの概要
エイトレッドは、ワークフローシステムのリーディングカンパニーとして、稟議書をはじめとした社内申請・承認業務の電子化を行うワークフローシステム「AgileWorks」「X-point」およびクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を開発・提供しています。これまでシリーズ累計4,500社を超える企業・公共機関に導入され、ペーパーレス化や業務効率化の推進に貢献しています。