札幌三井JPビル
2012-04-20 14:28:57
札幌・北2条で新たなビジネス拠点「札幌三井JPビルディング」着工
札幌市中央区北2条西4丁目に新たにオープンする複合施設「(仮称)札幌三井JPビルディング」の着工が決定しました。このビルは、三井不動産株式会社と郵便局株式会社が共同で進めており、2014年8月の竣工を予定しています。
立地と規模
新ビルは札幌のビジネスエリアである「札幌駅前通」と、観光名所の「赤れんが庁舎」が交差する好立地に加えて、地下歩行空間にも直結しています。地上20階、地下3階の高さ約100m、延床面積は約68,000㎡という規模を誇ります。この新たなビルは、オフィスと商業空間からなる複合施設として幅広い利用が期待されています。
商業施設の特徴
商業施設は地下1階から地上4階までの5フロアに設けられ、約2,500坪の店舗面積を有し、約30店舗で構成される予定です。周囲の景観を活かしながら物販や飲食店など多様な業種を誘致し、「札幌駅前通地下歩行空間」からの人の流れを活かして新たな賑わいを生み出します。商業空間のデザインには、東京ミッドタウンの実績を持つデザイナーが手掛けており、高級感と居心地の良さを両立させた空間が創出されるでしょう。
オフィス環境
オフィスフロアは、一フロア約560坪の広さがあり、天井高は2.8mを確保。開放感あるデザインが特徴で、自由なレイアウトが可能です。災害対策にも配慮されており、非常用発電機の導入や最上級の耐震性能を持つエレベーターを備えています。このような施策により、企業の事業継続計画(BCP)をしっかりとサポートします。
環境への配慮
環境への取り組みも行われ、オフィス部分には高性能なLow-Eガラスを使用し、光センサーによる自動調光システムも導入されます。これにより、エネルギー効率が高まり、持続可能なビジネス拠点としての役割を果たしていくことでしょう。
北3条広場
また、新たに整備される「(仮称)北3条広場」は、憩いと賑わいの空間として地域の魅力をさらに高めます。この広場は周辺の商業施設や観光名所と連携し、人々の交流の場となることが期待されています。
総合的なビジネスの拠点へ
この「札幌三井JPビルディング」が完成すれば、札幌のビジネスシーンに新たな動きが生まれ、地域経済の活性化にも貢献するはずです。新たな商業空間と働く環境が融合し、札幌のビジネスエリアに新風を巻き起こすことが待たれます。仮称の名が示す通り、将来的には地域のシンボルとなることでしょう。
会社情報
- 会社名
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三井不動産株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋2-1-1
- 電話番号
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03-3246-3155