移住希望者ツアー
2023-08-31 10:00:03
淡路市で移住希望者向けツアー「ぐんげ余白じかん」を開催
淡路市で移住希望者向けツアー「ぐんげ余白じかん」を開催
淡路島の最北端に位置する淡路市で、9月9日(土)に移住希望者向けの体験ツアー「ぐんげ余白じかん」が行われます。このイベントは、単身者向けのシェアハウス「ココデトモル」を運営するたかべホームズと、移住希望者と地域住民との交流を促進してきた島くらし淡路によって共同開催されます。地域への愛着が移住後の定着に重要であることが多くの調査で明らかになっており、今回のツアーもその一環として企画されました。
淡路市は、賃貸物件の減少が重大な課題となっています。2020年には300件あった物件情報が2023年には140件まで減少しました。特に、シングル向けの住居が不足しており、移住を希望する人々の中にはこの物件不足を理由に諦めてしまう方も少なくありません。特に、コロナ禍以降は移住者の年齢層も多様化しており、各年代のニーズに応えられる住居の確保が求められています。
移住においては、地域への愛着が幸福感に大きく寄与することが研究から示されています。パーソル総合研究所によると、「居住地域への愛着」が高まることで、充足感や地域生活の質が改善されるとのこと。このことに鑑みて、今回のツアーは参加者が淡路市の魅力を実感できるよう設計されています。具体的には、美しい夕日の見える多賀の浜での瞑想や、入居予定のシェアハウス「なぎさ」の内覧、地域住民との交流が企画されています。
ツアーでは、郡家の街並みを散策しながら地域住民との会話を楽しむ時間も設けています。これにより、参加者は地域の人々とのつながりを体験しながら、淡路市での生活を具体的にイメージすることができるでしょう。また、自分自身の理想とする暮らし方を見つめ直す機会にもなるはずです。
「ココデトモル」は、淡路島の文化や伝統を感じながら暮らせる空間を提供しています。このシェアハウスは、新しい場所で生活を始める際に地域に溶け込むための大切な拠点となることが期待されています。地域と密に関わることで、居住者は地域に愛着を持ち、より豊かな生活を送ることができると信じられています。
淡路市には、移住希望者のための支援体制も整っています。島くらし淡路は移住者に対して様々なサポートを行い、地域の生活にスムーズに馴染むためのお手伝いをしています。具体的には、移住相談窓口や体験住宅の運営を行い、また様々な交流イベントを通じて地域の人々との接点を提供しています。
このように、淡路市における移住希望者向けのイベントは、地域とのつながりを深める重要な機会です。参加者は今回の体験を通して、淡路市に移住することの喜びや可能性を再確認してほしいと思います。地域への理解を深め、自分自身の暮らしのビジョンを見つけることで、移住希望者がより幸せな生活を築く手助けとなれば幸いです。
詳しい情報や、お問い合わせは島くらし淡路の公式ウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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NPO法人島くらし淡路
- 住所
- 兵庫県淡路市佐野969
- 電話番号
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