小野象平の個展
2025-01-06 15:19:22

陶芸家・小野象平が「原点回帰」をテーマに個展を開催

陶芸家・小野象平の個展「Kaiki - Borderless 2025」



2025年1月17日から2月2日まで、東京・表参道のCIBONEで陶芸家小野象平氏の個展が開催されます。展覧会のタイトルは「Kaiki - Borderless 2025」。この個展で展示されるのは、彼が手がけた450点以上の陶芸作品です。特に、「原点回帰」をテーマにしており、土の本来の特性である「土味」を楽しむことができる機会です。

開幕レセプションの詳細



初日の1月17日、18時から20時まで、開幕レセプションが行われます。この特別な夜には、作家自身が在廊し、ドリンクを片手に作品を楽しむことができます。来場者は、彼の作品と対話する貴重な経験を得ることができるでしょう。

小野象平の創作哲学



小野象平は、陶芸の原点を「師から教えられたこと」と位置づけています。伝統技術に依存せず、大衆が求めるものを作ることに満足してはいけないという考えを持っています。彼は自らの表現を偽ることなく、陶芸というジャンルを超越した作品を生み出すことに全力を注いでいます。

「土味」を生み出すためには、限界を超えて土に圧をかけ、長時間焼成することが不可欠です。金属的な表情や、鉄分が爆ぜるように現れる作品は、彼の熱意と努力の結晶です。小野は、自身の作品に宿る魂を超えることを目指しています。これは彼にとって、振出しに戻るということではなく、常に新たな境地を求め続ける姿を意味します。

展示作品の特徴



本展では、特に目を引く作品がいくつか展示されます。例えば、【青灰釉】は、高知の赤土に杉などの灰と鉄分が融合し、複雑な色表現が魅力です。また、【白化粧鬼板壷】は、赤土や黒土で作られた土台に白泥をかけた美しい壷です。時間をかけて焼成されたこれらの作品は、視覚的にも触覚的にも楽しませてくれます。

そのほか、【黒志野のリム皿】は日本の伝統技術に現代的な要素を加えた新しい作品です。色の変化や質感が楽しめるこの皿は、特に注目のアイテムとなるでしょう。

作家プロフィール



小野象平は1985年に愛知県で生まれ、現在は高知県香美市で作陶しています。父親である陶芸家・小野哲平氏の影響を受け、独立後は自ら土を採取し、釉薬の原料も自作するなど、真摯に陶芸に取り組んでいます。その作品は、使う人々の生活を豊かにし、優しさを感じさせるデザインが特徴です。

小野象平のInstagramや公式サイトでは、彼の最新情報や作品を見ることができますので、ぜひチェックしてみてください。

CIBONEの個展は、陶芸の新たな地平を知るための絶好の機会です。多くの方に訪れていただき、その魅力を直接体感してほしいと願っています。


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会社情報

会社名
株式会社ウェルカム
住所
東京都港区南青山 1-24-3
電話番号

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