透明書店、2周年記念トークイベントと古本市を開催
東京・台東区に位置する「透明書店」が、2025年4月21日でオープンから2周年を迎えます。この記念すべき日を祝うべく、様々なイベントが企画されています。特に注目されるのは、トークイベントと古本市「透明商店」です。これらのイベントは、書店としての透明性と地域のスモールビジネスの未来について考える素晴らしい機会となるでしょう。
トークイベントの詳細
- - 素敵な本屋のつづけ方 - SNOW SHOVELING 編
開催日:2025年4月24日(木)19時30分〜21時00分
会場:透明書店(東京都台東区寿3-13-14 1F)/ オンライン(Zoom)
ゲスト:東京・駒沢の書店「SNOW SHOVELING」店主、中村秀一氏を招待
このイベントでは、独立系書店がどのように生き残り、持続可能な経営を行っているのかを掘り下げます。「紙の本が売れない」時代において、いかにしてコンセプトや世界観を徹底し続けることができるか。中村氏は、これまでの活動や変化、本に関する現状についてオープンに語ります。
- - これからの本屋と透明書店 - 無人店舗について考える
開催日:2025年5月8日(木)19時30分〜21時00分
会場:透明書店(東京都台東区寿3-13-14 1F)/ オンライン(Zoom)
ゲスト:Nebraskaの代表、藤本豊氏と、本屋B&Bの共同経営者、内沼晋太郎氏
このイベントでは、透明書店が新たに採用する「無人営業」のアイデアや、その持続可能なビジネスモデルについてのディスカッションが行われます。お二人が無人店舗の支援を行った実績から学び、透明書店における今後の運営方針について多角的に考察します。
一箱古本市「透明商店」
この2周年を記念して、透明書店では一箱古本市も開催されます。
- - イベント名:透明商店
- - 開催日:2025年4月26日(土)、27日(日)12時00分〜19時00分
- - 会場:透明書店(東京都台東区寿3-13-14 1F)
- - 出展者:深呼吸書店、八九堂書林、文学イベント東京、PonPonなど、最大28店が出展予定
参加者は自身の蔵書を持ってきて販売することができ、買い手は多様な古本を手に入れるチャンスがあります。
透明書店について
透明書店は、スモールビジネスに従事する方々や挑戦している人々に対して、リアルな経営の姿を発信することを目的とした書店です。約3,000冊の本が、ジャンルを問わず並べられており、独自の世界観を感じながら本を選ぶことができます。
店内には、AI技術を活用した「くらげAI」がおり、訪れる人々におすすめの本を提案したり、気軽に話しかけたりすることができます。営業時間は、有人営業が月・木・金・土・日で、現金での支払いが可能。無人営業は時間帯によってクレジットカード等のデジタル決済に限定されています。
まとめ
透明書店の2周年は、スモールビジネスの持続可能な未来を考える良い機会です。トークイベントや古本市で多くの人々との交流を通じて、新たなインスピレーションや発見が得られることを期待しています。ぜひこの機会に「透明書店」を訪れて、自身の本との新しい出会いを楽しんでみてはいかがでしょう。