ジチタイリンクとSBIマネープラザが手を組む!
株式会社ジチタイリンク(福岡県福岡市)が、SBIマネープラザ株式会社(東京都港区)との間で企業版ふるさと納税に関する顧客紹介協定を締結したことが発表されました。この提携は、企業の寄附手続きへの支援をワンストップで提供することを目的としています。
提携の背景とは?
ジチタイリンクは2025年7月1日付で新しく設立され、同社が行っている企業版ふるさと納税支援事業を簡易新設分割により引き継ぎました。これにより、企業向けに企業版ふるさと納税制度の周知を図り、併せて自治体への納税案内も実施しています。昨年からの事業開始以来、452の自治体との業務委託が実現し、寄附総額は約17.9億円に達するなど、業界内でも高い契約実績を誇ります。
一方のSBIマネープラザは、SBIグループの金融サービス事業の中核として、様々な金融商品を取り扱っています。グループの知見を活かして、企業経営層との接点を広げ、そこから新たな寄附機会を創出することを目指しています。
提携の目的と今後の展望
この提携により、SBIマネープラザが保有するネットワークを利用して、寄附を検討している企業をジチタイリンクへ紹介します。これにより、企業に対する情報提供の増加が期待され、寄附の促進や地域の財源確保に寄与することを狙っています。特に、企業経営層に対する社会貢献の機会を提供することで、企業PRにもつながる効果が見込まれます。
企業版ふるさと納税の成長
2023年度の企業版ふるさと納税の寄附件数と寄附金額は共に過去最高の結果を記録しました。特に、寄附件数は14,022件、寄附金額は469億99百万円に達し、この制度の活用は年々増加しています。このような市場の成長を背景に、ジチタイリンクとSBIマネープラザの提携は、地域貢献活動における新たなモデルを提示するといえるでしょう。
結論
ジチタイリンクとSBIマネープラザの提携は、地域や社会への寄与を目指す企業にとって、非常に魅力的な機会を提供するものです。企業版ふるさと納税の活用を通じて、寄附活動を広げ、地域の財源確保や社会貢献活動がさらに促進されることを期待しています。今後の展開に注目が集まります。