新たな食農教育プログラム『ポテトバッグ部』の誕生
カルビー株式会社は、次世代の育成に向け、食農教育プログラム『ポテトバッグ部』の運用を2026年春に開始することを発表しました。このプログラムでは、子どもたちがじゃがいもを植えてから育て、最終的にはそれを食べる体験を通じて、農業や食の大切さを学ぶことができます。これは、カルビーポテト株式会社と株式会社プロトリーフとの共同開発によるもので、子どもたちにとって非常に価値のある体験を提供します。
プログラムの背景
『ポテトバッグ部』のアイデアは、未来の子どもたちにじゃがいもや土に触れる機会を提供したいという想いから始まりました。カルビーポテトとプロトリーフは約3年にわたって開発を進め、2021年12月に袋で育てるジャガイモ「ポテトバッグ」をホームセンターや園芸店で発売しました。また、同年にはカルビーポテトが開発したじゃがいも種「ぽろしり」も登場しました。
このプログラムは、カルビーポテトチップスが発売50周年を迎えたことをきっかけに、原料のじゃがいもからポテトチップスになる過程を子どもたちに伝えることを目指して開発されました。約5カ月にわたり社内で検討が行われ、2025年にはプログラムのトライアルを実施し、好評を博しました。その結果、本格運用に向けた準備が整い、『ポテトバッグ部』の運営が決定しました。
『ポテトバッグ部』の詳細
このプログラムは、教育施設を対象にしており、「ポテトバッグ」と「ぽろしり」を使用した教材が用意されています。子どもたちは約4カ月にわたって、じゃがいもを植え、育て、収穫し、さらに調理する過程を体験します。実施時期は地域によって異なりますが、全国の多くの学校でこのプログラムが導入される予定です。
副教材の内容
- - ポテトバッグ(培養土)×8袋
- - 種芋「ぽろしり」×16個
- - レクチャー資料
- スライド教材
- 栽培説明動画
- 調理レシピなど
これにより、じゃがいも栽培の魅力だけでなく、科学や家庭科、総合学習に役立つ幅広い教科での活用が見込まれています。
2026年の実施校
現在、すでに2026年度の実施校も決定しています。東京都世田谷区の中里小学校をはじめ、大阪府や兵庫県、神奈川県、福岡県の複数の学校で行われる予定です。各校からの声も非常に好評で、学びの意欲を引き出すプログラムとして評価されています。
今後の展望
カルビーは自社の食育プログラムを通じて、より多くの子どもたちに「作る」楽しさと「食べる」喜びを伝えていく考えを持っています。また、今後も自然の恵みを大切にした製品づくりを進め、次代を担う子どもたちの成長に寄与していくことでしょう。公式のオウンドメディアでもその成果や体験談が発信されており、さらなる情報発信にも期待が寄せられています。
この新しい取り組みによって、子どもたちが自ら農業に関わることの楽しさを学び、食に対する理解を深めることができることを期待しています。