満点栄養教室
2018-11-26 19:30:09
ハウス食品が実施した子どものための満点栄養教室の詳細レポート
ハウス食品の「満点栄養教室」について
ハウス食品が主催した特別授業「満点栄養教室」が、11月26日に江東区立第六砂町小学校で行われました。このイベントは、近年注目されている新型栄養失調という問題に対処し、子どもたちに栄養バランスの重要性を教えることを目的としています。
プログラム内容
当日は、同校の3年1組の生徒30名と保護者27名が参加し、管理栄養士で旬菜料理家の伯母直美先生が指導にあたりました。子どもたちは、「夕食に食べた料理の絵」を描くことからスタートし、その後、描いた食材の栄養素について直接教わる機会を得ました。
子どもたちは、栄養バランスに関する講義を通じて、自分たちの食習慣を見つめ直す良い機会となり、熱心に質問を投げかける姿が印象的でした。さらに、描いた絵に含まれる栄養素を基に、伯母先生から必要な摂取量と比較した栄養充足率の点数についての説明を受け、保護者への栄養バランスの取れた食事方法についても話がありました。
栄養バランスの現状
現代の食生活では、手軽に食事を摂れる一方で、特に子どもたちの間で栄養の偏りが懸念されています。伯母直美先生は、この問題について触れ、「特に成長期にはビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足しがちだ」と警鐘を鳴らしました。野菜を嫌う子どもたちが多く、自ら積極的に栄養を摂ることが難しいため、日常の食生活にバランスを取り入れる重要性が強調されました。
おすすめの献立
このイベントでは、特に「クリームシチュー」が栄養バランスの優れたメニューとして紹介されました。クリームシチューは、肉類や魚介類、乳製品からたんぱく質を手軽に摂取でき、旬な野菜を使うことでビタミンやミネラルも補える一品です。この料理は、煮汁ごといただけるため、調理過程で失われがちな栄養素を余すことなく摂取可能です。
家庭での実践
もちろん教室で学んだことは、自宅で実践することがさらなる効果をもたらします。伯母先生は、クリームシチューを作る際には、素材を尊重した調理方法を提案しています。例えば、にんじんの皮をむかずにそのまま煮込むことで、栄養価を保つことができます。また、彩り豊かにすることで、子どもたちの食欲をそそる工夫もされています。
総括
「満点栄養教室」は、子どもたちが食の大切さを学び、栄養バランスについて考える貴重な機会となりました。このようなイベントが今後も続けられることで、子どもたちの健康な成長につながることを期待したいです。参加者たちの反応からも、食に対する理解が深まった様子が伺え、将来の食育に大いに役立つことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
ハウス食品グループ本社株式会社
- 住所
- 東京都千代田区紀尾井町6番3号
- 電話番号
-
03-3264-1231