広島メタバース交流
2025-09-25 16:13:43

広島で学生エンジニアと地域企業がメタバース交流イベント開催

広島でのメタバース交流イベント



2023年9月7日、広島県にて「Hiroshima Digital Meet Up2025」が開催されました。このイベントでは、広島県内の大学生エンジニアたちが、自ら開発したプログラムをインターネット上の仮想空間であるメタバースを通じて企業の関係者にプレゼンテーションしました。

イベントの背景と目的



この企画は、広島大学AIデータイノベーションセンターが主催し、地元企業との接点を生み出すことを目的としています。特に情報・デジタル分野の学生と地元企業の連携を促進し、地域におけるデジタル人材の確保と定着を図る狙いがあります。そのために、株式会社テレビ新広島と株式会社Omoroiが協力し、学生の出展や企業へのサポートを行いました。

参加学生と企業



今回のイベントには、広島大学、広島工業大学、広島市立大学、近畿大学工学部、福山大学などから約40名の学生が参加しました。参加企業は、マツダをはじめとする地元のIT企業など30社が集まり、学生のアイデアや技術力に高い関心を寄せました。

特徴的なプレゼンスタイル



このイベントの最大の特色は、学生が自らのプロダクトを紹介する対話型スタイルであることです。企業はブースを自由に回遊しながら学生とコミュニケーションを取ることができ、双方向の交流が可能となっています。例えば、学生が制作した「大学の授業検索システム」や「授業聞き逃し防止アプリ」など、実用的なアイデアに対して企業関係者の反応は非常に好評でした。

参加した企業からは、「学生のスキルの高さに驚いた」「メタバースという自由な空間での発表は非常に刺激的だった」との意見が多く寄せられました。また、学生たちも企業からのフィードバックを受けることで、自身のスキルを向上させる貴重な機会となったと述べています。

表彰式と交流の場



懇親会では、学生の主体的な取り組みを評価するための表彰式も実施されました。会場には企業からの代表者たちが集まり、彼らの開発したプロダクトの中から特に優れたものに対して投票が行われました。結果、近畿大学工学部などが受賞し、賞金を贈呈されました。

本イベントは、単なる就職活動の場とは異なり、学生と企業が互いにリアルな交流を持つことができる場として、大きな成果を上げました。

今後の展望



広島大学をはじめとする開催側は、今後もメタバースを利用した交流の場を続けていく意向を示しています。地域のIT企業と学生が協力し合うことで、新しい価値を創出することが期待されています。今後もこのような活動が拡充されていくことを願っています。


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会社情報

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テレビ新広島
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