デジリハの新たな挑戦
2022-08-08 08:00:03

テクノロジーで変革するリハビリ業界、新たな挑戦を始めたデジリハの展望

リハビリの新たなアプローチ「デジリハ」とは



技術とエンターテインメントを融合したリハビリツール「デジリハ」が注目を集めています。デジリハは、身体機能の回復を目指すリハビリテーションが持つストレスを緩和し、楽しく続けられるように工夫された革新的なツールです。デジタルアートの活用により、プレイヤーのモチベーションを引き出し、運動を楽しむことができるように設計されています。

資金調達の背景



最近、デジリハは7200万円の資金調達を成功させました。その主な目的は、プラットフォームのさらなる発展とオリジナルコンテンツの強化にあります。設立から1年の間に、同社は「デジリハBASE」というプラットフォームを立ち上げ、その中にはすでに30種類以上のアプリが格納されています。また、リハビリの現場で実際に利用される中で、全国の13箇所の導入拠点で多くの支持を受けています。

医療福祉分野への影響



デジリハは、作業療法士や理学療法士といった専門家の手により開発されており、その品質と効果は多くの医療現場で実証されています。身体特性やニーズが異なる障害児者に対しても、個別に対応するためのデジタルツールとして期待が寄せられています。現場の声を反映したいという思いから、リハビリが必要な方々のもとを訪れ、直接のニーズを把握する努力をしています。

新たなコンテンツの開発



デジリハが今後目指すのは、心身機能に応じた活用度の高いコンテンツの開発です。これには、プレイヤーの運動をセンサーで定量化し、データベースとAIモデルを活用して多様な身体特性に対応するための独自センサーの開発も含まれています。この取り組みにより、リハビリがより効率的かつ楽しいものになることが期待されています。

投資家の期待とメッセージ



デジリハの成長を支える投資家たちも、そのビジョンに強い期待を寄せています。株式会社talikiの代表中村氏は、出資の決定にあたってチームの専門性や市場可能性を高く評価しています。また、株式会社バリュークリエイトのパートナーたちは、ゲーム技術がリハビリテーションに与えるポジティブな影響に注目し、デジリハの可能性を信じています。

代表の思い



デジリハの代表取締役岡勇樹氏は、「リハビリは目的ではなく手段である」と述べ、楽しさを追求するイベントを生み出したいという熱意を表明しています。リハビリを「頑張る」ものから「楽しむ」ものへと変えることを目指しており、今後は成人や高齢者など、さらに広範な対象に展開していく意向があります。

結論



デジリハは、リハビリの概念を再定義し、あらゆる人々に合わせたサービスの提供を実現するために挑戦を続けています。これからも、テクノロジーと人間中心のアプローチを融合させながら、革新をもたらすことが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社デジリハ
住所
東京都世田谷区三軒茶屋1-36-6三茶林ビル203
電話番号
03-6805-2880

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