スタートアップワールドカップ2024の開幕
世界中の革新的なスタートアップ企業が一堂に会する「スタートアップワールドカップ2024」の世界決勝戦が、米国サンフランシスコで開催されます。今回のイベントは、10月2日から10月4日までの3日間にわたり、各国・地域の代表として選ばれた企業が競い合う場となります。優勝者には100万米ドル(約1億5千万円)が授与され、この賞金獲得を目指して、世界中の起業家たちが熱い戦いを繰り広げることでしょう。
日本代表企業の紹介
今年も日本からは3社が選ばれ、この名誉ある舞台に立つこととなりました。直前のコメントにて、彼らの意気込みを伺ったのでご紹介します。
京都予選代表:株式会社ヘラルボニー
- - 本社:岩手県
- - 代表者:松田 崇弥、松田 文登
- - 事業内容:
知的障害のある作家とのライセンス契約を基にしたアートライセンスビジネスを展開し、彼らの作品をデジタル化し、著作権を管理しています。アートを通じた社会貢献を目指しています。
東京予選代表:Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.
- - 本社:シンガポール
- - 代表者:吉田直人、山田耕三
- - 事業内容:
社会課題解決をテーマにしたゲームプラットフォームを提供。東京電力と共同開発した「ピクトレ」などを通じて、楽しみながら社会貢献を促す取り組みを行っています。
「競争が激しい中、Web3事業者として存在感を示すことがどれほど難しいか想像できるかもしれませんが、私たちは期待を裏切るプレゼンを提供し、この分野の可能性を証明したいと考えています。」
九州予選代表:株式会社StapleBio
- - 本社:熊本県
- - 代表者:谷川 清
- - 事業内容:
精密医薬品開発に注力しており、特に希少疾病や新興感染症を対象とした、血中安定性が優れた人工核酸「Staple核酸」を用いた治療薬を研究しています。
「シリコンバレーの舞台で我々の努力を紹介できるのは光栄です。希少疾患治療薬の開発に奮闘していることを広く伝え、患者さんたちに希望を届けたい。」
グローバルなスタートアップエコシステムの盛り上がり
スタートアップワールドカップ2024では、世界各国から著名な企業家や投資家、アカデミアの専門家が集結し、基調講演やワークショップを開催します。IBM ResearchやNVIDIA、ROBLOXなどの名だたる企業のトップが、このイベントで知見を共有し、ネットワーキングの機会を提供します。
スケジュール
1.
10月2日(水):準決勝
2.
10月3日(木):ワークショップ
3.
10月4日(金):世界決勝戦およびネットワーキングパーティー
会場はHilton Union Square, San Franciscoで、詳細は
公式サイトをご覧ください。チケット申し込みも、こちらから可能です。
このビジネスコンテストは、世界中のスタートアップがお互いに刺激を与え合い、成長するための重要な舞台です。日本からの出場企業がどこまで勝ち上がるのか、その結果が非常に楽しみです。今年も彼らの活躍に期待が寄せられています。